ラオックス<8202>=大幅続伸。
18日午後に提出された大量保有報告書で、米系ファンドのテンプルトン・インベストメント・カウンセル・エルエルシーなどが発行済み株数の5.22%を保有していることが判明しており、需給思惑が働いているようだ。なお、保有目的は純投資としている。
オンキヨー
<6628>=後場動意。
同社はきょう、富士通コネクテッドテクノロジーズ(川崎市)とスマートフォンを中心とした機器開発で協業を開始したと発表、これが買い手掛かりとなっているようだ。このほど、スマホ用のオーディオ回路における出力部分について、オンキヨーのオーディオノウハウを施し、スマホでは最高クラスとなる音質を実現。
NTTドコモ<9437>がきょう発表した「arrows NX F―01J」に搭載されたことを明らかにしている。
Jストリーム<4308>=ストップ高。
一部メディアが「総務省は、テレビ番組をインターネットで同時に配信する『ネット同時配信』を2019年にも全面解禁する方針を固めた」と報じたことが刺激となっているもよう。ネット動画配信を手掛ける同社への関心が高まっているようだ。同社は放送番組のネット同時配信や放送に連動して関連コンテンツをネット同時配信するサービス「放送番組サイマル配信・放送連動型ライブ配信」を手掛け、日本初の24時間総合編成インターネット有料チャンネル「フジテレビNEXTsmart」に採用された経緯などがある。
マルハニチロ<1333>=大幅高。
節約志向が強まるなか、外食を控え弁当に切り替える動きや電子レンジを使った家での簡単な食事が増加、冷凍食品の需要喚起につながり同社の収益に追い風となっている。また、円高により仕入れコストが低下しているほか、北米のサケ加工品事業の回復なども業績押し上げ要因となっている。19日付の日本経済新聞では「(同社の)2016年4~9月期の連結営業利益は、前年同期の2倍の140億円強になったようだ」と報じており、4~9月期としては過去最高、通期予想に対する進捗率も78%と高く、増額修正期待がにわかに高まっている。
インベスターズクラウド
<1435>=大幅続伸。
同社は18日の取引終了後、子会社iVacationが、NTTドコモと、民泊向けIoTデバイス「TATERU Phone」の翻訳機能について共同実験をスタートすると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。この取り組みは、iVacationが構築する「TATERU ECOSYSTEM(タテル エコシステム)」の第6弾。「TATERU Phone」にNTTドコモが開発した翻訳サービスを翻訳機能として追加し、共同実験を実施するとしており、有効性などを検証するという。
環境管理センター<4657>=ストップ高。
同社はこの日、午前10時にフィールド・パートナーズ(東京都港区)と資本・業務提携を行うことを発表、これを好感している。フィールド・パートナーズは、土壌汚染対策にコストキャップ保証をつけるという独自のビジネスモデルを構築している。今回の提携により、環境管理センターが土壌汚染調査を受託した案件に対してフィールド・パートナーズの土壌汚染対策に係るコストキャップ保証サービス及び土壌汚染対策工事サービスを紹介、フィールド・パートナーズが受託した土壌汚染対策案件における土壌調査業務の環境管理センターへの委託などを行う。