大統領選挙を見据えた投資戦略の構築を
NYダウは高値圏での乱高下する展開でしたが、米ドル相場は小動きで、もみ合う展開となりました。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを見る限りでは、日経平均株価が下落する際に空けた二つの窓の内の一つを埋めましたが、もう一つの窓は空いたままになっています。リバウンドで戻りを試す展開になる場合には、埋めていない窓を埋める可能性が高いと考えられます。ただ、現在のトレンドが変化したかどうかは現時点では判断できない状況であるため、短期的なレンジの上値は1万7,100円、下は1万6,350円、それぞれプラスマイナス150円とします。
10月に入り、米国の大統領選挙11月8日まで1ヶ月程度となりました。今後は、大統領選挙の行方を見守る展開となる可能性も考えられます。大統領選挙後を見据えて、投資先を選別しておいてもよいかもしれません。