狭いレンジでのBOX相場
ドイツ銀行の破綻が懸念されているようで、その影響で下げているようですが、もうすでに前から言われていることですから今からどのくらいのインパクトがあるかはわかりませんし、実際そうなる可能性は極めて低いと思います。
ただ、トレーダーとしては、相場が平穏で動きが全くなくなってしまうと利益を出すことができなくなってしまうので、それよりは何かしらの不安材料が出て相場が大きく上下に動いてくれた方が利益は出しやすいので、ありがたいことではあります。
材料がどうであれ、注目すべきはチャートと買いか売りかどちらが優勢かの需給関係だけです。
日経平均のチャートを純粋にみると、今の動きは三角持ち合いのレンジ内で教科書通りの動きの範囲内です。
あと2週間このレンジ内での動きが続くため上下狭い範囲でもみ合うような動きになりますが、日数がたつにつれて徐々にレンジの幅が狭くなってくるので、上下どちらかにブレイクすることになります。
早ければ今週末にもこのレンジをブレイクすることになるかもしれませんが、上下どちらにブレイクするかが問題です。
現時点では、10月末までの変化日をみたところ全て17000円より上に位置しているため、レンジは上にブレイクすると考えています。
その時は、ディフェンシブ系からまた225銘柄の主力どころに資金が流れるため、日経平均寄与度の高い値がさ株に注目しています。