窓がよく空く相場は右往左往の表れか
これまで堅調だったNYダウは久しぶりの調整となり、ドル買いにも一服感が出たようで小動きの状態です。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
NYダウが上下に大きく動いたこともあってか、日銀は700億円を超えるETFの買い入れを連日行ってこの調整です。CMEの日経平均先物円建は1万6,260円ですが、日本は今週祭日が二日あります。
株価チャートを見る限りでは、日経平均株価が下落する過程で窓を空けました。上げても窓、下げても窓という状況を踏まえると、右往左往している投資家も多いのかもしれません。大きく下落すればリバウンドも期待できますので、下落時に空いた窓を埋めに向かう可能性があるかもしれません。短期的なレンジの上値は1万6,750円、下は1万6,200円、それぞれプラスマイナス150円とします。
最近は地合いのせいか、株価が吹く期間も短くなっている傾向が見受けられます。取引日数も少ないですから、短期的には吹いたら売りの戦略がいいのではないでしょうか。