◆イエレン議長講演で円高警戒感が和らぐ
為替はおよそ3週間ぶりのドル高、円安水準、シカゴ日経先物は週末比+190円の16590円で終わりました。週末の日経平均は-195円でしたから、下げ分を帳消しにした格好です。
ドル円相場は中長期のトレンドを変えるほどの動きではありませんが、直近で節目の100円を何度か割り込んでいましたので、円高警戒感を和らげる結果になったと考えられます。
そこで円高警戒感の後退から、ハイテクセクターに注目します。
ただし、来週末(2日)に米国雇用統計を控えていますから、一本調子にドル高、円安が進むとは考えにくい状況です。
また、円高警戒感が和らいだからといって、日経平均が17000円を超えて上昇する強気シナリオは立てにくく、そうかといって16000円を割れる悲観シナリオも日銀のETF買い入れ倍増で仕掛けにくそうな展開が続きそうです。
ですので、高値追いではなく、先週に押し目になっている銘柄の中から探しました。