方向感のない閑散相場
仕事が休みで平日はじっくり相場ができるというサラリーマンの方も多いことでしょう。
そんなときに個人投資家好みの銘柄が積極的に売買されて新興市場は例年お盆の閑散相場の時期に盛り上がります。
まだマザーズの方はむしろ売られて下げており、サマーラリーの様相は全くありませんが、今週あたりから徐々に動意づいてく
るのではないかと思います。
日経平均の方は為替の影響もあって上を取りに行くのが難しい状況です。
今週から月末にかけては調整期間に入るため、ますます上値が重たくなってきます。これも毎年この時期の特徴ですね。
先週金曜日の夜に発表されたアメリカの雇用統計がいい数字だったのでダウも反発し、日経先物も上昇しましたので、週明けは
寄付から大きくGUして始まりますが、その勢いがどこまで続くかです。
強い上昇があったとしてそのときの上限は17000円まで、下に行った時は、15000円という上下レンジの中を動いているため、
現在値でみるとすでに上の方に来ていることが分かると思います。
これが、月末に行くにつれて上値が徐々に切り下がってくるので、後になればなるほど上がりにくくなってきます。
かといって大きく下げるかというと、下では追加緩和による公的な買いもはいってくるため大きく下げることもないでしょう。
つまり、16000円から16500円あたりの小さいレンジを行ったり来たりするようなもみ合い相場となるように思います。
相場が動かないときは思い切って夏休みを満喫するのもいいでしょう。