欧米株価、米国債睨みつつ・・・・・
一方、米住宅着工件数が予想を上回った事もあり、ドルが全般的に堅調となり、ドル円も一時、106.53円まで高値を更新しました。しかし、米国債利回り低下や原油相場の続落がリスク志向を抑制した為、ドル円は伸び悩む展開となりました。
本日の東京時間には日経平均株価が反落した事でドル円も上値の重い局面となり、105.80円台まで値下がりしました。しかし、午後になって株価が下げ渋ると、ドル円も堅調な地合いを回復。一時、106.30円付近まで反発し、現在も堅調な地合いを維持しています。
今夜は、重要な経済指標の発表が少なく、要人発言の予定もありません。この為、株価や米国債利回りを睨んでの揉み合いが継続するものと思われます。昨日、ドル指数が約3ヶ月ぶりの高値を付けており、ドル高基調が継続すれば、ドル円も堅調な地合いを強めるかもしれません。