短期的な相場の転換点
為替ではドル円が一時100円割れしていましたが、105円台まで戻しており、イギリスのEU
離脱ショック前の水準まで日本の市場も戻りました。
参議院選挙が通過したこともイベントが終わったこともあり、これまで外乱で大きく振られていた市場も、本来の相場の流れに戻ってきたような感じがします。
さて、このまま今週も上昇期間が続くのかが気になるところですが、短期的には当面の目標であった16500円にすでに達しているため、戻りの反発としてはすでに十分なところまで来ています。
今週半ばに変化日を迎えるため、短期的な流れが変わる可能性がありますが、16500円を割らずに推移することができれば、上昇期間が継続するので、17000円までの上昇も視野に入ってきます。
ただ、もし、16500円を割り込んで引けてしまうようだと、短期的には下降期間に入るため、今月末までは調整となる可能性が高いです。
16500円が今後の流れがどちらに行くかを判断するバロメーターとなりますので、今週はこの近辺で上下するような動きとなるでしょう。
現時点では7/15夜間のシカゴ日経先物が16400円となっているためどちらに行ってもおかしくない株価位置のため、まだ、短期的なトレンドを決めるのは難しい状況です。
今週は、次の短期トレンドが上昇継続か、下降への転換点となるのか、16500円を基準に判断することに集中し、どちらかに積極的なポジションを取るまではしない方が良いでしょう。
全体の方向感がないので、任天堂のように個別株でテーマになっているものに資金が集中して値動きの激しい銘柄がでてくるでしょう。
変化日を通過して方向感がはっきりしてきたら、来週あたりから新たにポジションを作り始めていきましょう。