非農業部門雇用者数、前月分にも注目・・・・・
しかし、欧州委員会がスペイン、ポルトガル政府に対し、緊縮財政への改善が見られないとして罰金適用申請を行った為、リスク回避の流れが強まり、米NYダウが下げ幅を拡大するとドル円も失速し、101円台後半に押し戻されてしまいました。
本日の東京時間にも、反発してスタートした日経平均株価が下落に転じ、午後になって下げ幅を拡大した為、ドル円は次第に軟調な展開に移行。一時は、100.20円台まで下げ幅を拡大する動きとなり、現在も上値の重い展開を続けています。
今夜は米雇用統計が注目されますが、今月の非農業部門雇用者数が強めの数字となるかとともに、前月分がどの様に改定されるかに注目が集まりそうです。今月の数字が強く、前月分も大幅上方修正となれば、流石にドルへのショートカバーも強まるものと思われます。