パニック相場短期的反発を狙うなら?
先行きも不透明です。
開票日前は、残留派優勢との世論調査結果から離脱リスクが和らいで、
投票前の数日間はポンドも株も上昇していました。
投票当日も残留派優勢との見方が優勢でユーロドルは一時1.14ドル台、
ドル円も106円台半ばを付けていました。
(開票結果が分かる順が残留派の多い地域からスタートしたということで
離脱派が追い上げる可能性は十分にあったということですが。)
しかし離脱派が優勢となるとポンドを中心に荒い展開となりました。
英ポンドは、1985年以来となる133円台半ばへと急落、ドル円の日中値幅も7円を超え、過去最大の変動となりました。
そして日経平均終値も2000年ITバブル崩壊以来の14952円となりました。
パニック時には相場が乱高下するので、短期的には反発する場面も出てきますが、何せ前例のないことですので市場には不透明感が続きます。
そして7月には8日に米雇用統計、10日には参院選挙と再び様子見姿勢になると見られます。
もし この乱高下のなかで勝負するのであれば、相場に連動するETFがいいと思います。
例えば、24日にはダブルブルやダブルインバースの指数連動ETFであれば、終値で16%も変動しています(短期急騰時は日経ダブルブル型ETF(1570)とか)。