マルハニチロ<1333>=全般下げ相場のなかで異彩高。
同社は円高デメリットを受けにくいうえ、国内や米国の経済実勢の影響も限定的というディフェンシブストックとしての強みを持つ。17年3月期の連結業績売上高は8900億円(前期比0.6%増)、営業利益は180億円(同6.1%増)と増収増益を予想しており、PER15倍に割高感はない。信用買い残が枯れ切った状態で、信用倍率は直近5月27日申し込み現在で0.15倍と大幅に売り長であり需給関係の良さも買いを引き寄せる背景となっている。
豆蔵ホールディングス<3756>=大幅高で新値追い。
同社は1日、グループのオープンストリームが、オリジネィション(東京都渋谷区)から定量的プロジェクト管理ツール「EPM Base」を譲り受けたと発表。同日から同ツールの販売を開始したことを明らかにした。オープンストリームは業務システム専用プラットフォーム「Biz/Browser」の開発・販売などを手掛けており、「EPM Base」を製品ラインアップに追加することで、システム開発のさらなる効率化と品質向上を実現するトータルな環境を提供することが可能になる。
Aiming<3911>=全般軟調相場のなかで大幅高。
5月31日から事前登録を開始したスマートフォン向けRPG「空と大地のクロスノア」への期待感が高まっているもよう。同ゲームの公式サイトによると、きょう正午時点で登録者数が5万人を突破している。
モブキャスト<3664>=ストップ高。
同社はきょう、アニメ「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語」のスマートフォン向け新作ゲームで、中華圏初となる正式ライセンスを取得したと発表。中国アニメ配信大手のbilibili社を通じて、16年内に中国や台湾、香港、マカオでの配信を予定しているとしており、期待材料となっているようだ。
岡本硝子<7746>=前場終盤から急動意。
午前11時ごろに
シャープ<6753>のロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」に、同社製レンズが採用されたと発表しており、これを好感した買いが入っている。「ロボホン」は、外出時にも持ち運んで使用できる身長約19.5センチメートルの二足歩行が可能なヒューマノイドロボットで、電話やメールなどのほか、フォーカスフリー小型レーザープロジェクターを搭載し、写真や動画、地図などを投影することができるのが特徴。同社製レンズは、この小型レーザープロジェクターの内部光学系に搭載される集光系レンズとして採用されているとしている。
フリークアウト
<6094>=3日続伸で連日の年初来高値を更新。
同社は1日にモバイルマーケティングプラットフォーム「Red」がLINE提供の広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」と、唯一のRTB接続パートナーとして連携し、広告配信サービスを提供することを発表した。このサービスを利用する広告主は、LINEおよびLINE関連サービス上の広告枠に対して、フリークアウトが独自に保有する性別・年齢・ 興味関心などのセグメントデータを活用した多様な広告配信が可能となる。