短期的なトレンドが転換
トレンドラインを上にブレイクしたことで買戻し等も進み、3月14日につけた高値1万7291円を上回り、4月22日は1万7572円の高値引けとなりました。
結果として上にブレイクしたことで、売り方であれば素早いポジションの解消を、買い方であれば追撃買いという、機動的なポジション取りを余儀なくされる1週間でした。
また、ドル円についても、短期的にはドル買いが進行するかもしれないと分析しましたが、ドル買いに反転すると巻き戻しが急速に進み、現在は1米ドル111円台という水準までドル買いが進行しています。ただし、あくまでも短期的なトレンドの範囲内であり、中長期的な円高ドル安トレンドに今の所変化は見られません。変化がみられるまでは投資戦略に変更はありません。
さて、気になるのは今後の動きです。
変化日を通過する週に、これまでのトレンドラインを上にブレイクしましたことで、短期的にトレンドが転換しました。株価波動としては上昇波動途中の3波に変更します。
26週移動平均線が1万7710円あたりに走っています。2月3日に空けた窓1万7684円の窓を埋めにいく可能性が高いですから、目標株価としては1万7900円プラスマイナス150円あたりを想定します。
一番大きい3波動が終了すれば、残る波動は4、5波です。欲張れば高値掴みをする恐れもありますし、利益確定のタイミングを逸する可能性もあります。中長期での保有ではなく短期売買を戦略の中心に据え、しっかりと利益を確定することが大切になるでしょう。4月29日から早い所ではゴールデンウィークになります。閑散期にはボラティリティが高くなることも多いです。休むも相場ですから、5月からの相場に備えて銘柄研究等を行っておくとよいでしょう。
日経平均を分析する【無料メルマガ】は毎週日曜日に必ず発行!登録は下記のリンク先からクリックしてお願いします!
↓↓