農地の大区画化を推進

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最新投稿日時:2016/02/01 08:34 - 「農地の大区画化を推進」(小野山功)

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農地の大区画化を推進

著者:小野山功
投稿:2016/02/01 08:34

PBR=0.5倍台と売られすぎ

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*2月4日追記

日経平均株価は、日銀が「マイナス金利」導入を発表する前の水準を一時割り込みました。地合いの悪化を受けて、井関農機の株価は2日に6%安ときつい下げを強いられています。

政府は農林水産物や食品の輸出額を2020年までに1兆円にする目標を掲げていますが、2015年に7,000億円を上回り、大台越えが射程圏に入っています。

TPPの署名手続きを終えたことで、関連法案が今後国会において議論される見通し。TPP関連としても注目を集める可能性がありそうですね。

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■注目銘柄

井関農機(6310)

農機専業でクボタ、ヤンマー(非上場)に次ぐ業界3位。田植え機など稲作関連機械の比率が高く、およそ8割が国内向けです。

環太平洋経済連携協定(TPP)が昨年に大筋合意されてことを受けて、政府はTPPで打撃を受ける国内農業への対策として、4,008億円の関連予算を成立させました。

農業の生産性を向上させるために、農地の大区画化を推進する費用として370億円が計上されています。

また、農地をリースすることで、株式会社も農業に参画できるようになり、機械化による農業の大規模化は時代の流れともいえそうです。

井関農機は、創業90周年にあたる前期に新製品を投入したほか、2017年4月からの消費増税を前にした駆け込み特需もあり、16年12月期の業績は復調する見通しです。

株価は2013年5月に付けた454円をピークに右肩下がりで下落を続けていますが、PBR=0.5倍台と売られすぎの水準にあります。

同社では稲作が盛んな東南アジアに向けて、低価格のトラクターや田植え機を本格投入するなど中長期的な戦略も掲げています。長い目で見れば、100円台の株価は狙い目ではないでしょうか。

小野山 功
小野山功
株式会社SQIジャパン 金融コンサルタント
配信元: 達人の予想

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