「企業の海外収益５．５兆円」「昨年度利回り９％、米英に迫る」「『新興国で稼ぐ』鮮明」（日経新聞２１日朝刊） 前年度比３２．９％増 ５年前の０２年度と比べると３倍に膨らんだ。内訳は 　　直接投資残高が１．６倍 　　収益率が約２倍 収益率は９．３％で米英（１１－１２％）に近づきつつある。 地域別では 東南アジア１２．７％ オーストラリア２１．９％ ブラジル１３．３％ 米国７．２％... ...続きを読む

「日銀、景気『さらに減速』」「物価『今年度１．８％上昇』」「成長率は『１．２％』」「判断・予測修正　金利は据え置き」（日経新聞１６日朝刊） 成長率は下方修正、物価は上方修正。もっと、ぶれそうな気もしますが。 ①所得が増えるか、②社会保障の充実など将来不安が薄らぎ消費性向が高まるか、しないと、ＧＤＰの６割近くを占める個人消費は改善しません。 消費者物価の上昇も今の勢いでは２％越えると思うのですが... ...続きを読む

「点検　新興国経済」「資源国潤い　アジア鈍化」「米景気低迷も影響」「ブラジル加速　中印は減速　成長の構図に変化」（日経新聞２０日朝刊） 主な新興国の成長力を資源輸出の大小、輸出の米国依存度の高低、で見る図が掲載されている。エネルギー輸出が大きいほど、米国依存度が低いほど成長力が高いとしている。 ＵＡＥ，ロシアが高く、アジア（タイ、フィリッピン、インド）が低い方に位置している。 「資源高、米景気... ...続きを読む

「Ｇ８財務相会合」「『強いドル』容認姿勢」（日経新聞１４日朝刊） 「主要八カ国（Ｇ８）財務相会合で、米国の『強いドル』政策を事実上容認していたことがわかった。ポールソン米財務長官は会合の中で『強いドル』が世界経済の安定にとって重要だと協調し、各国も異論を唱えなかった。」と報じている。 しかし、「強いドル」を維持するために何が出来るか、何をするかは明らかでない。 短期的には「米金利の引き上げ」で... ...続きを読む