kouboudaisiさんのブログ
恒大集団の不安を打ち消す程ではないが・・
中国の先月の輸出額は去年の同じ月と比べておよそ27%の大幅な増加となり、ヨーロッパやアメリカの年末商戦に向けた製品の輸出が好調だったことなどが要因とみられます。
中国の税関当局が7日発表した先月の貿易統計によりますと、輸出と輸入を合わせた貿易総額は、5159億ドルで、去年の同じ月と比べて24.3%増加しました。
このうち、輸出額は3002億2000万ドルと、27.1%増加しました。
ヨーロッパやアメリカ向けが増えて、品目別ではおもちゃや衣服、家電などが伸びていることから、欧米の年末商戦に関連する製品の輸出が好調だったことなどが主な要因とみらます。
また、輸入額は2156億8000万ドルと20.6%増加し、原油や銅などの原材料価格の高止まりが続いているためとみられます。
中国のことしの輸出額は、今回発表された先月までの累計ですでに過去最高だった去年1年間を上回っていて、景気を下支えしています。
ただ、輸入額を押し上げる背景にある国際的な原材料価格の高騰によって製造業の収益が圧迫されていて中国経済の懸念材料となっています。