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政策期待で上昇?
4日の日経平均は9114.60(+537.62)と予想外の大きな上昇。まだ基準線9538は遥か上であり、戻り高値9358にもとどいてはいないが、RCI、MACDは上昇中であり、戻り歩調は続いていると思われる。週足のRCIは底から反転しつつあり、MACDも横ばいになりつつあり、中期的にも少し底打ち感がでてきた。ただ日足も週足も月足も基準線の下で、定義上は下降トレンドである。戻りの上値が抑えられ、崩れる可能性も常に存在している。
NYダウは9625.28(+305.45)でこちらも大きく上昇。インターバンクの金利が低下、安心感が広がっているようだ。水準としてはついに基準線9511.22を上に抜けてきて、リバウンドにはいってきた。MACDはシグナルを上にぬけて大きく上昇、RCIも上昇している。RCIがかなり高くなっており、そろそろ戻り一巡の可能性もあるが、週足の転換線は9730で、まだ下降しているが、週足MACDは底を横ばい、RCIは底打ちとなっており、トレンド転換にはまだ距離があるとはいえ、中期も目先は少し明るくなってきた。
為替はやや落ち着いていて99。75まで円安に戻してきている。日足では基準線99.44をぬいてきており、MACDもマイナス圏ながらシグナルをドル高に上向け、RCIも上昇しており、この水準をこえてドル高円安がすすめようならば、目先はさらに一段とドル高にふれる可能性もある。もっとも週足の転換線100.5、週足の基準線は101.29で、このあたりが重しとなる戻りの限度になる可能性もある。
アメリカの実体経済の数字ーISM指数などは非常に悪いが、オバマ新政権の景気対策期待であげている部分がおおきいのではないか。為替も当面円安に動きそうで、株式市場の需給も改ぜんしており、東京もしばらくリバウンドが続くことを期待したい。だが政策期待はあくまでも先物買いなので、選挙結果が予想と違ったり、オバマ当選となっても、期待がしぼめば再び一変する危険もあることを警戒しておくべきであろう。
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