帝国ホテルの2021年4～9月決算は最終赤字41億円

[TAROSSAさん]

帝国ホテルは、2021年4～9月期の連結最終損益が41億円の赤字（前年同期は75億円の赤字）になりそうだと発表したそうです。

新型コロナウイルスの影響が長期化して、宿泊需要が低迷し、酒類提供の自粛によるレストランの売り上げ減も響いたようです。

中間配当は無配とするそうです。

売上高は前年同期比43%増の122億円、営業損益は57億円の赤字（同67億円の赤字）の見込みのようです。

主力の「帝国ホテル東京」では4月以降、緊急事態宣言の影響が続き、稼働率が低迷しており、1度目の宣言が発令された2020年4～5月に比べると稼働率は改善したものの、赤字が続いたようです。

3月から客室の一部を長期滞在用の「サービスアパートメント」に切り替えて販売するなど、新たな宿泊需要の取り込みを図っており、一定の売り上げはありましたが、全体を補えなかったようです。

10月以降は緊急事態宣言の解除で宿泊需要の回復も見込まれますが、2022年3月期の業績予想は引き続き未定とのことです。

ホテル業界は厳しそうですね。

10月以降の回復を期待したいですね。

9708：1,925円