二酸化炭素(CO2)を回収して作り、燃えても排出量が実質ゼロの合成メタンの供給を始め、植林や森林保全で排出量を計算上相殺できる仕組みも使うそうです。
こうした「カーボンニュートラル化ガス」の2030年度の販売比率5%以上を目指しており、2050年度には排出量実質ゼロを目指すそうです。
水素の供給を増やすため液化天然ガス(LNG)タンクがある知多緑浜工場を中部の供給拠点にして、LNGから取り出した水素を圧縮、ユーザーの工場に輸送する構想を描いているようです。
将来は海外から安価な水素の輸入も検討するとのことです。
電気では太陽光や風力といった再生可能エネルギーによる取り扱いを、2021年度見込みの約4万キロワットから2030年度には50万キロワットまで増やすそうです。
9日の記者会見で増田信之社長は「(一連の施策には)場合によっては100億円を超える投資が必要になる。他社との提携や政府の助成金を使いながら効率的に進める」と述べたそうです。
役員クラスで構成する社長直轄のカーボンニュートラルを担う委員会を設け、社内外と円滑に協力するそうです。
最近は環境経営が重視されていますね。
計画どおり実質ゼロ化できるといいですね。
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