投資歴20年のmasaさんのブログ
米国株はハイテク株が買われ、金融株が軒並み大幅安
情報誌に掲載されました
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
6月18日 金曜日
米国株について
ダウ平均は210ドル安の33823ドルで取引終了。
午前中は右肩下がりになって、お昼過ぎには407ドル安まで売られるところがありました。その後は買い戻されるも、半値戻し(下げた分の半分を戻す)の水準で動かなくなりました。
〇主要3指数の動向
ダウ平均 0.62%安(210ドル安)
ナスダック 0.87%高
S&P500指数 0.04%安
〇ダウ構成銘柄の動向
12銘柄が上昇、 18銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
マイクロソフト 1.37%高
アップル 1.26%高
ビザ 1.11%高
P&G 0.91%高
セールスフォース 0.84%高
下落率の高い順
キャタピラー 3.55%安
ダウ 3.13%安
JPモルガン・チェース 2.89%安
トラベラーズ 2.57%安
ゴールドマン・サックス 2.56%安
〇経済指標
・週間新規失業保険申請件数は、41万2000件になりました。
前週から3万7000人の増加となり、7週間ぶりの悪化。
・5月の景気先行指数は114.5になりました。
前月から1.3ポイント上昇。3ヶ月連続の改善です。
・6月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数は30.7になりました。
2ヶ月連続で低下しています。一方で、6ヶ月先の見通しは69.2となり、前月から16.5ポイント上昇。1991年10月以来の高水準になっています。
〇ハイテク比率の高いナスダックは大幅反発
ハイテク株が買われて、ナスダックは前日の0.24%安から本日は0.87%高と大幅に反発しました。ダウ構成銘柄では、マイクロソフトが上昇率トップで2位がアップル。
〇いつ反発してもおかしくない
前日と同じ見方をしています。
ローソク足は9日連続陰線で値幅調整(売り吸収で売り圧力低下)が進んでいます。本日は大きな節目(強い抵抗)となる34000ドルを完全に下回っていますが、下値抵抗になってきた75日移動平均線で押し目買いが入り下げ止まる展開。
本日210ドル下げていますが、金融2銘柄(ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェース)とキャタピラーの3銘柄で141ドル押し下げていますから、これを省くと僅か69ドルの下落です。
〇長期金利の低下で金融株が全面安
ダウ構成銘柄では、ゴールドマン・サックスが2.56%安で最も下落。JPモルガン・チェースも2.89%安、他にバンク・オブ・アメリカは4.37%安、シティグループは3.64%安、ウェルズ・ファーゴは6.10%安、モルガンスタンレーは3.50%安と軒並み大幅安。金利の低下に伴う収益悪化を警戒する売りが広がりました。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は33500ドルで、上値は34100ドルになると考えています。