ペリー来航と共に日本中に広まったコレラがあるとされます
新型コロナウイルスも後々歴史を変えていくような出来事になる、
と私は思っていました
ところが、当時の日本人と違って現在は日本を変えようとするエネルギーは乏しく、
コロナに罹患して後遺症が残ったり、
経済的に困窮するのも自己責任論に帰結し、
国が衰退する一方になりそうだと思い始めています
江戸時代中期、米沢藩藩主として采配を振るった上杉鷹山。
米沢藩を痘瘡の流行が襲った時、
江戸から天然痘専門の医者を呼び寄せ、様々な対策を打ち出します
生活困窮者の発掘と同時に支援に乗り出し、
「頭領または近隣の者がよくよく心を用いて、さっそく申し出なさい」と述べ、
家族全員が罹患した場合には、「隣近所で助け合うように」伝えています
藩の領民は適切な治療を受けることを促し(御国民療治)、
鷹山自身も年始の祝賀を中止、被害規模を詳しく記録しています
日本には上杉鷹山のような名君が必要です
なせば成る
なさねばならぬ何事も
なさぬは人のなさぬなりけり
いでよ、令和の上杉鷹山