共同事業を展開する合弁会社を設立し、2022年にもドコモのポイントがたまるデジタル口座を提供するようです。
将来的には住宅ローンや両社の顧客データを活用した新事業も検討するようです。
合弁会社は2021年度に設立する予定で、出資比率は今後協議するそうです。
両社は「多様化するニーズに対応した新しい金融サービスの創出と、新たな価値の提供を目指す」とのコメントを出したそうです。
新たに提供するデジタル口座は、ドコモの携帯電話料金やクレジットカードの「dカード」の引き落とし口座に設定すると、毎月ドコモの「dポイント」がたまる仕組みにする方針のようです。
スマートフォンなどで、口座の利用状況やdカードの利用履歴、dポイントの明細を確認できるようにするようです。
これに先立ち、2021年度上期にも、三菱UFJ銀行の口座からドコモのスマホ決済「d払い」へのチャージ(入金)を可能にするそうです。
将来的には、スマホを介して住宅ローンや投資信託などの金融商品を提供するほか、両社の保有データを生かした新事業も検討し、昨年の金融商品販売法の改正で、銀行や証券、保険などの金融商品やサービスを一括で提供できるようになったメリットを生かすようです。
ドコモの契約数は約8000万、三菱UFJ銀行の口座数は約4000万でいずれも業界トップで、ドコモは提携により、ライバルに比べて見劣りしていた金融などの非通信事業を強化する狙いがあり、三菱UFJ銀行は、取引が少なかった若年層へのアプローチを図るようです。
業界トップ同士が手を組むことにより、さらに基盤が強固なものになってくるんでしょうね。
ユーザーにもメリットを受けたいですね。
8306:597.5円 9432:2,866円