「感染者数」から「ワクチン接種率」に関心が移ってきた

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

優利加さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ731件目 / 全3085件次へ »
ブログ

「感染者数」から「ワクチン接種率」に関心が移ってきた

昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -123.04 @34,077.63, NASDAQ -137.58 @13,914.76)。ドル円為替レートは108円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が240に対して、下落銘柄数は1,899となった。騰落レシオは94.57%。東証1部の売買代金は2兆3866億円。

TOPIX -30 @1,926
日経平均 -585円 @29,100円

米国株式相場が反落したところへ、新型コロナウィルス感染がの再拡大に対処するために緊急事態宣言がまた発令された。これが回復しかけている景気をまた下押しするとの懸念が高まり売りが優勢となり、横ばいが続いていた日経平均は大きく下落した。日本は欧米諸国と比べてワクチン接種率が非常に低い。世界の投資家の関心はこれまでの国ごとの「感染者数」から「ワクチン接種率」に関心が移ってきたようである。それが、半導体や電子部品などが「外需株」は強いが、百貨店などの小売りや飲食、鉄道、旅行などの「内需株」は弱いことに反映されている。日経平均の下げ幅は一時600円を超えた。日本とは対照的にワクチン接種が進んでいる米国は経済回復を続けており、FRBが年央には金融引き締めの議論を始めるのではないかと市場が心配するほどである。

日経平均の日足チャートを見ると、一気に25日移動平均線も60日移動平均線も割り込み、10日、25日、60日の各移動平均線の傾きは若干下向きに変わった。すぐに25日移動平均線の上に再浮上すれば良いが、時間がかかると少し上がっても戻り売りが出易くなり上値が重くなる。

33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、空運(1位)、不動産(2位)、倉庫・運輸(3位)、機械(4位)、電気機器(5位)となった。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。

ネット証券比較

みんかぶおすすめ