どうもどうもイナゴトレーダーの皆様如何お過ごしでしょうか?
日経平均株価の下落が止まりませんね…週明けの日経平均株価は終値29,174.15円、前日比-617.90円。
大型株が売り崩されたという感じですが、新興市場はジャスダックは+0.27%上昇、マザーズは-0.81%下落となりました。
米国の長期金利の上昇が、不安要素となっているわけですが、それにしたって日経平均株価下げすぎでしょ!
日銀がETFの買い入れを日経平均株価連動からTOPIX連動にしたのが一番の原因という感じではありますが、「今日は一時700円安ですよ!」
3月18日は日経平均株価3万円を再び超えた!ってので興奮していたのに、週を跨いで僅か3日で高値から1200円の下落!!
日本の打たれ弱さがでているという感じではありますが、今日に至っていは【6723】ルネサスエレクトロニクスの主力工場で火災が発生したというのもかなり影響でている様ですね。
実際にルネサスエレクトロニクスは、自動車の走行を制御するパワー半導体の「マイコン」で市場の約2割を握っているという事ですし…
その主力工場の火災!
スムーズに装置が調達できるなど、「全てがうまくいけば1ヶ月で元の稼働状況に戻せる」と柴田社長は発言していましたが、ただでさえ半導体不足で自動車メーカーは悲鳴をあげていたので、これはルネサスだけでなく自動車メーカー全体に影響がでそうな感じですね。
ただ一歩引いて考えると、同じパワー半導体を扱う企業は仕事の受注の恩恵がありそうな感じしていますが、【8155】三益半導体工業などは、パワー半導体の注目銘柄の一つではありますので今後も上昇していく可能性は高いと言えますね!
パワー半導体関連【8155】三益半導体工業
三益半導体工業はシリコンウエハーの研磨加工の先駆、再生ウエハーで世界一のシェアを持ち、EVのモーター製造に使用される大口径シリコンウエハーや、EV向けで旺盛な需要のあるパワー半導体向け製造装置を手掛けています。
EV(電気自動車)への流れは世界で加速していますし、パワー半導体については世界的なEV(電気自動車)への動きには無くてはならないものですので、ルネサスが稼働できない状況が続くならば同社は受注が増える可能性は高いと言えます。
業績面も12月24日発表の決算は、21年5月期第2四半期累計(6-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比5.2%増の31.6億円と伸びて、通期の業績予想は経常利益が前期比4.9%増の59億円見通しを発表しています。
チャートもしっかりと切り上げて綺麗な上昇チャートになっていますので、ここからの動きも注目と言えますよ!