高田工業所(1966)が高値を更新してきました。各所から注目されているようで、背景には何があるのでしょうか?
業績安定で割安放置されている銘柄だけに、目標株価は2倍で取り上げたいと思います。
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高田工業所はもともと三菱化学系の会社。黒崎事業所内で高田組として発足した企業です。鉄鋼関連や化学、電力・石油・ガスなどのプラントのエンジニアリングを行っています。
施設の設計から建設・メンテナンスなどすべて行う総合エンジニア企業になります。プラント関連としては加地テックや木村化工機、三菱化工機などが先行していますが、本銘柄も出遅れとして期待できそうです。その他にも、電流情報量診断等のIoT分野拡大を目指しています。また、今後は装置メーカーから製品の高品質を維持しつつ、スループット向上やランニングコスト低減、歩留まり向上および装置監視機能付加による遠隔サポート支援などが期待され、これらのニーズに応えるため、高速切断を実現可能とする両端支持機構を備えた超音波スピンドルを踏襲し、生産性向上や新たな機能を追加した超音波カッティング装置「CSX501」を開発しています。
市場のテーマとしては再生可能エネルギーや半導体関連が下火になったとは言え、今後盛り返す可能性は高そうですので期待が持てます。
太陽光発電・風力発電・水素エネルギー・脱炭素・半導体・再生可能エネルギー・IoT 、EV・自動運転とこうして文字にすると様々なテーマを内包している事がわかりますね。
高田工業所(1966)に一番注目しているのはその割安性です。
先日「2021年3月期 通期業績予想の修正 及び 期末配当予想の修正に関するお知らせ」を提出、売上高47億9500万円、経常利益18億円、純利益12億2000万円、一株益189.71円としました。現在株価でPERは4.91倍、PBR0.58倍非常に割安な水準です。
前年より減収減益となったものの、新型コロナの影響が主要因で今後戻りを見せるので投資妙味がありそうです。
落とし穴も…ここまで記載すると、こんなのは絶対買いだ!と思うかもしれませんが、ことはそんな単純ではありません。