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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
3月26日 金曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、1202円安の28966円で取引終了。
米国株の大幅安が大きな売り材料となり、取引開始から30分で1000円ほど急落。その後、一旦買い戻されるも後場は再び右肩下がりになってしまい安値引け。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は3兆6212億円、出来高は16億8876万株。
値上がり銘柄数172、値下がり銘柄数は1985、変わらずは37銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
上昇した業種はありません。33業種全てが下落。
下落率の高い順
その他製品、電気機器、パルプ・紙、不動産、ガラス・土石
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は3、値下がり銘柄数は222
上昇率の高い順
出光興産 0.32%高
花王 0.10%高
ソフトバンク 0.10%高
下落率の高い順
日産化学 7.80%安
アドバンテスト 7.51%安
SCREENホールディングス 6.53%安
宝HD 6.49%安
太平洋金属 6.30%安
〇米国株による影響
ダウ平均 1.75%安(559ドル安)
ナスダック 3.52%安
S&P500指数 2.45%安
これほど大きく下げると、日本株に対しても大きな売り材料。ナスダックは2月中旬からの急落で警戒感高まる中、本日は3.52%も下落していますので、日本のハイテクも大きく売られました。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.11%安
ドイツ(DAX) 0.69%安
フランス(CAC) 0.24%安
米国株の右肩下がりに対して下げ渋った展開は好感されますが、日本株を下支えするほどの力は無し。
〇ドル円相場による影響
1ドル106円前半。円安は株式市場にプラス材料ですが、米国株が大幅安なので焼け石に水。
〇大幅に反落
米国株の大幅安が大きな売り材料。また、米国株の先行き警戒感も手控えと手仕舞いにつながります。更に、週末ということもあり、リスクを回避したいと考える投資家も増えた印象。
〇記録的な下げ幅
日経平均は1202円安(3.99%)。
これは、1016年6月24日以来、およそ4年8ヶ月ぶりの下げ幅。過去10番目の下げ幅になりました。
〇テクニカル分析(経験則)
米国株は、前日424ドル高で、本日559ドル安。これほど乱高下すると先読みするのが難しい。日経平均も1000円を超える記録的な下げ幅になっている為、テクニカル分析(経験則)を逸脱した値動きになるかもしれません。
それを踏まえた上で
注目度の高い(影響度の高い)25日移動平均線に下支えされながら上昇トレンドが続いてきました。経験則では、株価が線の上にある時は下値抵抗に、株価が線の下にある時は上値抵抗になりやすい。
前場は、25日線が通る29200円まで下げた後、29500円付近まで戻すところがありました。経験則通り25日線が下値抵抗に。しかし、戻りは鈍く揉み合いから下放れると25日線を下回る。そうなると見切り売りと失望売りが下げに拍車をかけてしまう。結果は1000円を超える大幅安で記録的な下げ幅に。但し、25日移動平均線からの乖離は少なく、この程度なら好感される値幅調整(売りを吸収して過熱感を和らげる)となり、再び上昇基調になるかもしれません。
次に控えるのが、同じく注目度の高い75日移動平均線。
こちらは27500円付近を通っており、現在の株価からおよそ1500円も下げた水準なので大きな下値抵抗になりそうです。大きな値幅ですが、米国株の大幅安が止まらなければ日本株への売り圧力も強いままかもしれません。
また、27500円は昨年12月下旬から抵抗になっている水準でもあり、強い下値抵抗になりそうです。
大きな節目となる29000円は強い下値抵抗になります。
本日の終値が28966円なので34円下回っていますが、この程度なら同水準。
また、29000円は1月から抵抗になっている水準なので、こちらも下値抵抗に。