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企業業績の回復・成長ペースは徐々に低下している

昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -382.59 @30,223.89, NASDAQ -189.84 @12,698.45)。ドル円為替レートは102円台後半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数は897に対して、下落銘柄数は1,184となった。騰落レシオは90.60%。東証1部の売買代金は2兆1336億円。

TOPIX -3 @1,791
日経平均 -100 @27,159円

新型コロナウィルスの感染再拡大を前にして、首都圏に対して政府が緊急事態宣言を再び発令する可能性が高まっている。そこへ米ジョージア州での連邦上院議員選の決戦投票を目前に控えて、財政政策に積極的な民主党が大統領選挙に加えて上下院も制してトリプルブルーになる可能性を高まった。株式市場はこれを懸念材料と捉えた。トリプルブルーとなれば積極財政となり財政赤字がますます拡大してドル安円高になるとの見立てからか、ドル円為替相場は円高方向に動いた。空運、陸運、輸送用機器は売り優勢となった一方、半導体関連銘柄を中心としてハイテク銘柄の一角が買われた。

昨年3月中旬に大底を打って以来、株式相場は大きく回復してきた。世界景気・企業業績は回復するとの期待からだ。確かに回復してきたのだが、企業業績の回復・成長ペースは徐々に低下している。3月期決算の企業は来期の業績見通しを4~5月に発表するが、その数字次第では株価上昇に急ブレーキがかかるかもしれない。

日経平均の日足チャートを見ると、3日続落したが今日の日足は十字線であり下げ渋りを見せた。株価は上向きの10日移動平均線および上向きの25日移動平均線の上にあり、高値圏での保ち合いとなっている。

33業種中23業種が下げた。下落率トップ5は、陸運(1位)、医薬品(2位)、輸送用機器(3位)、空運(4位)、精密機器(5位)となった。

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