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期待通り「掉尾の一振」となった

昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +204.10 @30,403.97, NASDAQ +94.69 @12,899.42)。ドル円為替レートは103円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,814に対して、下落銘柄数は316となった。騰落レシオは102.27%。東証1部の売買代金は2兆2042億円。

TOPIX +31 @1,819
日経平均 +714円 @27,568円

日経平均は大幅上昇して期待通り「掉尾の一振」となった。新型コロナウィルスの感染拡大による景気下押し圧力よりも、米追加財政出動による景気回復期待の方が勝った。まず、先物の買いが優勢となって高くなり、これを見て割高となった先物売り・現物買いの買い裁定取引のため現物買いが入った。1991年3月18日に付けたバルブ後の戻り高値@27,146円を超えてくると、上昇に弾みが付いた。日経平均のコールの売り手が買い戻したことでも上昇を加速した。さらに、薄商いだったことも相場を上げやすかった。今日は空運株が目立って上昇したが、これは信用の売り方が買戻しを余儀なくされたからである。今までのところ、各国の金融緩和政策と財政出動政策による経済回復を先取りして株価は上げてきた。先取りし過ぎて高くなりすぎている可能性もある。それでも、ほぼすべての銘柄が上げる全面高相場とはならず、ヘルスケアやIT関連を中心に力強く上げる銘柄と、銀行や小売りなどほとんど上げないか銘柄に分かれて2極化している。つまり、ビジネスモデルや事業環境の変化を分析して、投資家はこれから稼ぎそうな企業群とじり貧が続きそうな企業群を峻別している。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日期待した通り、「掉尾の一振」を演じて急上昇した。今日の急上昇がなければ、10日移動平均線と25日移動平均線は交差していただろう。チャートで見る限りは上方向の力が強くなってきた。ただ、年明けには利食い売り圧力が増すのではないか?

33業種中31業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、サービス(2位)、陸運(3位)、医薬品(4位)、情報・通信(5位)となった。

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