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株価サイクル3だが、頭打ちが鮮明になってきた

昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -105.07 @30,068.81, NASDAQ -243.82 @12,338.95)。ドル円為替レートは104円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が739に対して、下落銘柄数は1,339となった。騰落レシオは122.27%。東証1部の売買代金は2兆7269億円。

TOPIX -3 @1,776
日経平均 -62円 @26,756円

米国で追加経済対策を巡る与野党協議が難航している。早期成立を期待していたのに長引いてきたため景気回復への期待が後退したため米国株は反落した。この流れを受けて、日経平均は利益確定売りが先行して下げて、下げ幅は一時170円超となった。しかし、日経平均への寄与度が高いソフトバンクSBGが急伸して、この1銘柄だけで日経平均を176円も押し上げた。日経平均は一時プラスに転じることもあったが、結局小幅安で終えた。

なぜソフトバンクグループSBGはそんなにも上げたのか?それは米料理宅配大手ドアダッシュのIPOであり、公募価格の9割を超える値で引けたからである。SBGはドアダッシュに累計6億8千万ドル投資しており、IPOに伴う増資後の持ち分は22%にもなる。保有株数から単純計算するとSBGの含み益は110億ドル、つまり1兆円を超えることになる。SBGは本日の東証1部の売買代金の約2割を占めた。

日経平均の日足チャートを見ると、11月30日以来の高値圏での保ち合いが続いている。上向きの10日移動平均線の上にあり、まだ株価サイクル3(着実な上昇局面)ではあるが、11月中の株価サイクル3の状況とは違う。これから冬が本格化してくるに連れて新型コロナウィルスの新規感染者が再拡大するだろ。月間新規感染者数或いは死者が記録更新するなど悪材料が飛び出してくればすぐにでも10日移動平均線の下に沈みこみ、調整が始まっても自然な動きである。しかし、半年先、1年先を展望すると、ワクチンの普及が進むに連れて新型コロナウィルスによる相場への悪影響は徐々に小さくなっていくと見ている。さらに、金融緩和政策と財政政策も相場を下支えしている。もし、大きく下げるとすれば、何かまったく新しい世界経済にとって悪いことが飛び出して来た場合である。

33業種中20業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、金属製品(2位)、ガラス・土石(3位)、精密機器(4位)、保険(5位)となった。

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