堅実さんのブログ
静かな午後 2年11月29日(日)15時27分
快晴.風無し、無風。音無し。静かな午後。
寺田虎彦の「どんぐり」を、思い出す。虎彦の女房が、面白いと言って拾っていたどんぐり。女房が、亡くなり、その木の下で、子供が夢中になって拾っているどんぐり。それを見ている寺田。
雲なく、ただ静か。
あまり静かなので、冷蔵庫の音が、聞こえる。普段は、聞こえないのに。青い空の下、電線が光を反射して、輝いている。
鳥もいない。どこで、休んでいるのか。田んぼの中まで、飛んでいって、遊んでいるのか。
とにかく、静かだ。息をしている音まで、聞こえる。キーボードをたたく音も、聞こえる。こんな静かな時が、たまには、あったのがよい。
よく、極楽というが、こんな、ものだろう。極楽は、周りが、光輝き、静かな音楽が、聞こえてくる。暑くも無く、寒くもない。
そこで、ぽつんと、座っているのが、極楽なのだろう。そうすると、今、私は、極楽の体験をしていることになる。しかし、人は、かってなもので、あまりにも、静かで、無風で、寒くもないところ、では、つまらなくなる。極楽とは、そんな、心は落ち着くが、つまらないところだろう。
午後3時21分。秋の夕暮れは、つるべ落とし。あと、1時間もすれば、急に、暗くなり、そして寒くなる。
そういえば、今年の学園祭は、どうなったか。コロナで、軒並み、中止かもしれない。若き頃、この学園祭に、積極的に、行ってみたが、それも、思いでだけになったしまった。フオークダンスが、懐かしい。そして、その時も、夕暮れは早かった。なごり惜しい夕暮れである。
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ISAY企画 さんへ
適当に、生き抜きは、必要です。
息抜きばかりでは、いけませんが。
大体で、よいと思います。
小督 さんへ
今、学校、大学は、どうなっているのでしょうね。
非常事態なので、ここは、何時までも、続くのでは、ありません。
こんな、時こそ、その人の、底力が、試されるのです。
落ち着いて、乗り切りましょう。
それが、一番です。
来年の、夏には、コロナも下火になります。