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「コロナトレード」の再来

昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -317.46 @29,080.17, NASDAQ -76.84 @11,709.59)。ドル円為替レートは104円台後半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が341に対して、値下がり銘柄数は1,789となった。騰落レシオは88.15%。東証1部の売買代金は2兆7215億円。

TOPIX -23 @1,703
日経平均 -135円 @25,386円

世界的に新型コロナウィルス感染が再拡大していることを背景に米国株が反落した。これを受けて、日本株も、これまで急ピッチで上昇し続けていたため、さすがに高値警戒感から利食い売りが優勢となった。日経平均は昨日までに8営業日続伸し2,500円超上げた(+11%)結果29年ぶりの高値更新となった。本日は一時300円超の下げとなったが、これくらいの調整は自然な動きである。日銀によるETF買いを期待して日経平均は後場には切り返して下げ渋った。

米大統領選挙が終わり、新型コロナウィルスに対するワクチンの実用化への大きな期待から、昨日まで日本株は急騰し続けた。しかし、ここからは通常モードへ戻りそうである。本日、11月物のSQを通過し、昨日までの思惑的な現物買いが一服した。新型コロナウィルス感染が世界中で再拡大していることにも意識が戻った。米国では入院患者数が過去最高となり、日本でも11月12日に1日当たりの感染者数が過去最高となった。その結果、航空株やで鉄道株が売られ、反対に巣籠で儲かりそうな株に買いが集まった。いわゆる「コロナトレード」の再来である。東京都心5区の10月のオフィスビルの空室率が8カ月連続で上昇しており、平均家賃も3か月連続で低下している。当然の帰結として、不動産株は売られた。例えワクチンが出回り始めても、不動産市況はすぐには回復できないだろう。

日経平均の日足チャートを見ると、高値更新が止まり、少し反落したが長い下ひげを引いて下げ渋りを見せた。これから高値更新が再開されるのか、或いは横ばいとなるか、反落となるかは分からないが、25日移動平均線傾きが上向きで推移している限りは買い狙いが正解である。

33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、ゴム製品(1位)、不動産(2位)、空運(3位)、保険(4位)、陸運(5位)となった。

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