発行済みの全株式を取得し、完全子会社化することを目指すそうです。
両社が手がけているスポーツやエンターテインメント事業で相乗効果を発揮し、企業価値を高める狙いがあるようです。
１株あたりの買い付け価格は、６日の終値（4800円）よりも26％高い6050円で、買い付け総額は最大で約389億円となるそうです。
買い付け期間は、11月９日から12月21日までを予定しているとのことです。
ＴＯＢが成立した場合、よみうりランド株は東京証券取引所１部を上場廃止となる見通しで、経営体制や社名の変更は予定しておらず、現在の事業は継続し、社員の雇用も維持するそうです。
読売新聞グループ本社は現在、よみうりランド株の約16％を保有する筆頭株主で、日本テレビ放送網や読売巨人軍など、子会社や関連会社の持ち分を合算すると、約34％となるそうです。
よみうりランドは６日、取締役会を開き、読売新聞グループ本社によるＴＯＢへの賛同を決め、株主に対し、ＴＯＢに応募するよう推奨するそうです。
第２位の株主である日本テレビ放送網は６日の取締役会で、ＴＯＢへの応募を決めたそうです。
株主優待制度は、９月30日時点における株主への実施を最後に廃止しますが、新たに、遊園地などの施設利用に応じ、割引に使えるポイントを獲得できる「よみうりランド共通会員制度（仮称）」を創設し、９月30日時点で100株以上保有の株主にはボーナスポイントを付与するそうです。
読売新聞グループ本社の山口寿一社長は６日の記者会見で「よみうりランドを、スポーツ、文化、エンターテインメントの中核企業に据え、読売グループ全体の経営基盤を拡張・強化する」と語ったそうです。
よみうりランドの溝口烈社長は「読売新聞グループの持つ情報発信力を、ブランド力強化と来場者向けプロモーションに活用できる。大きな強みになる」と述べたそうです。
読売新聞グループ本社はよみうりランド株をもっと持っているかと思っていましたが、単独では16％しか持っていなかったんですね。
よみうりランド自体が今までよりももっと良くなるといいですね。
9671：4,800円､ 9404：1,095円
