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キヤノンがコロナからの回復が想定上回り通期業績を上方修正
キヤノンは、2020年12月期通期の業績予想(米国会計基準)を上方修正し、営業利益を従来の450億円から前年比63.4%減の640億円に引き上げたそうです。
新型コロナウイルスの影響で低迷していた需要が、想定より早く回復しつつあるとのことです。
リフィニティブがまとめたアナリスト予想の平均492億円を上回ったそうです。
田中稔三副社長(CFO)は電話会見で「当社業績は世界経済と同じく、10~12月は緩やかだが着実に回復が続く見通し」と述べたそうです。
コロナ禍の収束見通しは立っていませんが、各国政府が感染対策と経済活動の両立を目指していることから、世界経済は7~9月と同じく「総じて回復が続く」(田中副社長)と想定しているそうです。
売上高は従来予想の3兆800億円から前年比12.6%減の3兆1400億円に、純利益は4340億円から同58.4%減の520億円に上積みしたそうです。
新たに投入したミラーレスカメラのほか、在宅勤務の需要を捉えてインクジェットプリンターの販売が好調だったそうです。
複写機などのオフィスビジネスは、各地域の出社人数増加によって回復傾向がみられるとのことです。
在宅勤務が長引く米国の戻りがやや遅いものの、中国を中心に今後も緩やかに回復していくとみているようです。
未定としていた期末配当は1株40円の予想とし、前年同期から40円の減配で、年間配当も前年の1株160円から80円に半減するそうです。
10~12月の為替レートは1ドル105円、1ユーロ125円を想定するそうです。
株価も回復するといいですね。
7751:1,788円
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関連銘柄:
キヤノン(7751)
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