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主要通貨の未来予想

日本経済新聞の「私の履歴書」は、ときどき読んでいます。


今月はKDDI相談役の小野寺氏の履歴書です。
今日見ると、タイトルが「仙台二高」でした。


わたしの通った高校でもあるので、懐かしく読みました。
仙台一高、仙台二高定期戦のことが書かれていたので、

わたしも思い出をひとつ書きます。


高校1年のときの、仲のよい同級生といると、

早朝の応援歌の練習で顔を知られている
応援団の副団長から定期戦の手伝いをするように言われました。
(今は知りませんが、当時1年生は毎朝、応援団の先輩がきて、

授業が始まる前に応援歌の練習がありました)


相手が3年生の応援団の副団長様なので、「はい!」と答えると


「のぼり旗を取ってこい!」


と言われました。


「どこにあるのですか?」と聞くと


副団長から


「街中に出てとってこい!」


と言われました。


心の中で、「え~」と思いながら、逆らうわけにはいかず
一緒にいた仲のよい同級生と3人で、一高・二高定期戦に使うらしい
のぼり旗を取りにいきました。


途中、街中で、店の前にあるのぼり旗をとっていると、警察官から


「きみたち何をしているんだ~」


と聞かれました。(当たり前ですね…)


「二高生なんですけど、先輩に言われて、のぼり旗をとりにきました~」


と素直に答えると、警察官は


「そうか二高生か~」


と笑顔で言ってから、向こうに行ってしまいました。


悪いことをしているのに、何故か、ほのぼのとした気持ちになりました。


今では、このようなことはないと思いますが、
わたしの懐かしい思い出の一つです。


・・・


さて、ここから堅苦しい金融の話になります。


素人のひとりごと日記です。
(自分の勉強のための日記です)


日米欧の中央銀行がお金を大量に作っているので、
将来、通貨の信用力がなくなっていきます。


具体的にどうなるのか適当に予想してみます。
(お金とは信用力です)


世界全体


世界全体で考えると、アメリカの基軸通貨体制が崩壊する


1940年から1942年にケインズとシューマッハーが提案した


バンコール(bancor)のような超国家的な通貨ができるのか?


ブロックチェーン技術を使用した超国家的な通貨ができるのか?


どうなるかわかりませんが、世界規模で通貨制度が変わる

可能性があります。


すでに


IMFのSDR
Facebookの新しい暗号通貨「Libra」
中国で開発中のデジタル人民元


などなどいろいろな動きが出ています。


中国で開発中のデジタル人民元のことなど、

重要なニュースは、マスコミでは、ほとんど報道されません。


ただ、すぐにはそうならないと思うので
日米欧中の通貨がどうなるのか予想すると


・米ドル


米国は、対外債務がドル建てという基軸通貨特権を持っています。


この特権を容易に破棄するとは思えないので、まずその特権を利用して
1985年のプラザ合意でやったように、米ドルの切り下げをする。

米ドルの価値が半分くらいになるかもしれません。


基軸通貨を発行する国としては、なんとも無責任な話で
これだけたくさん米ドルを発行すれば、

その価値を劇的に下げるしかないでしょう。


それによって、米国の双子の赤字を大きく減らすことができます
(そのつけは、直接的・間接的にアメリカの半植民地国家の

日本人も負担することになります)


ある学生に聞いた話ですが、その大学の教授が
世界の宗教と文化の授業の中で
アメリカについて次のように説明してくれたそうです。


「アメリカはユダヤ人が支配しているといっても過言ではありません」

(この言葉の意味は深いです)


ユダヤ資本のことを勉強しないと、

世界で起きていることは理解できないかもしれません。


すぐ脱線します…


主要通貨の未来予想の話に戻って


第一段階として、米国債の信用がなくなってきているので
格付け会社から格下げされるでしょう。

米国債の格下げの匂いがすれば、要注意です。


いずれ米国株も暴落するときがくるでしょう。

将来、大底をつければ反転上昇すると思います。


・日本円


金融機関が債務超過になり、国債を買う原資がなくなる


日本銀行による国債購入(実質的な財政ファイナンス)の限界が近づく 
いずれ長期金利が上昇 悪性インフレになる

賃金は物価上昇率よりも上がらない。


要するに、スタグフレーションになります。


スタグフレーションになると、日銀の仕事はなくなります。
現在やっているようなバラマキはできなくなるでしょう。


もしかすると、
ドルの切り下げを予想して日銀は自国通貨の価値が下がることを
わかっていて金融緩和しているかもしれません。
または、国際金融資本家からの圧力があるのでしょう。
(昔の本ですが参考になる本 「円の支配者」 リチャード A ヴェルナー著)
(国際金融資本家については、リーマンショックを経験して、その存在を知っている人が増えているようです。池上彰さんの番組に出演していたゲストの方からもこのような言葉が出ました。あれ…軍産複合体だったか?忘れました。いずれにせよユダヤ資本と関係します)


戦後の預金封鎖や財産税の課税などまではいかないことを希望しますが
まず、資産課税などは取りやすいので、税率を上げてくるかもしれません。


増税できる税金がなくなったら、その後、インフレ税になります。


天然の食料品の値段が上昇しやすくなります。


100円ショップで販売されているような大量生産できるものや

添加物が一杯入っている食べ物の値上がり幅は少ないと思います。


それでも、100円ショップが200円ショップになるかもしれません。


日本円の価値が下がって、韓国の最高額紙幣 50,000ウォンと
同じ額面の50,000円札ができるかもしれません。


・中国人民元


人民銀行は、2010年から世界の金を買い集めている 
人民元を現在のドル準備制から「金準備制」に変える目的しかないと思う


旧2元=新1元とすることは、負債の徳政令になる
中国の膨大な企業負債は1/2に減り、預金も1/2になる


中国人民元の担保で一番多いのは米国債です。
(中国国債は世界的に信用がないため)


現在、中国は米国債を売って、金を買っています。
表向きの資料では、中国はあまり金を保有していないことになっていますが
これは、もちろん嘘です。


中国は、金の隠し保有がたくさんあります。


デジタル人民元も担保の一部を金にするかもしれません。

中国の富裕層は、自国通貨を信用していないので、金だけでなく
書画骨董などの現物資産を買ったりしています。


香港に行ったときに、現地の日本語を話せる店員さんから聞いた言葉


「書画骨董は人気です。でも、金は大人気です~」


人民元の切り下げをすると、当然中国で暴動が増えるでしょう。


不満を外に向けるため、また日本との領土問題などを

出してくるかもしれません。


中国については、人民元の切り下げ
デジタル人民元の実用化などが考えられます。


・欧州ユーロ


ユーロは、英国のEU離脱、ドイツ銀行の事実上の破産など
数多くの問題から解体され、ドイツマルクが復活する可能性があります。

ギリシャのドラクマも復活するかもしれません。
(ターゲット2の問題もあり、ギリシャはユーロ圏を離脱させることはできなかった)


ユーロ圏の問題を理解するのに、ターゲット2の不均衡問題は重要です。

詳しくは信頼できる専門家へ


どう考えてもユーロは続かないと思います。


ユーロ崩壊の時期がわからないだけです。

ユーロができたときはよかったのですが、
崩壊するときは、できるときと違って大混乱します。


番外ですが、欧州の富裕層に人気のあるスイスフランは
当面このまま残りそうな気がします。


勝手な予想をしてみました。


もちろんどうなるかわかりません。


いすれにせよ


「未来は過去の延長線上にはない」


と思います。



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