米マクドナルドが創業以来初めて日本法人株の一部を売却

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米マクドナルドが創業以来初めて日本法人株の一部を売却

米マクドナルドがグループ会社を通じて保有する日本マクドナルドホールディングス株の一部を売却したようです。
共同保有分を含めた保有比率は19日時点で46.83%と、前回報告(49.99%)から低下しており、1971年の日本マクドナルドの創業以来、本格的な株式売却は初めてとのことです。

米マクドナルドは7月下旬、保有比率を当時の約50%から35%程度まで引き下げる方針を示しており、新型コロナウイルスの感染下でも事業が好調な日本マクドナルドの株を売却することで資金を調達し、苦戦する他地域の立て直しを進めるようです。
15%全て売却すれば1000億円近い売却収入を得られる見通しのようです。

日本マクドナルドは1971年、創業者の藤田田氏と米マクドナルドがおよそ半額ずつ出資して設立され、2005年ごろ藤田氏の一族は株式を手放しましたが、米マクドナルドは保有を続けていたそうです。
2015年には日本マクドナルドの業績悪化を受けてファンドなどに売却を検討していましたが、その後の業績の急回復をうけて保有を継続した経緯があるそうです。

日本マクドナルドの2020年1~6月期の連結営業利益は、ドライブスルーなど持ち帰りが好調で、前年同期比1%増の147億円と、同期間では過去最高だったそうです。

米マクドナルドが日本マクドナルドホールディングス株を一部売却したとしても、それほど影響はなさそうですね。

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