EUの統治機構について復習する

[はるるっぴさん]

素人のひとりごと日記です。

（すべて個人的な考えです）

以前、ITビジネスで成功した、その世界では有名な方の
講演会に参加して話を聞いたことがあります。

印象に残っている話は

『重要なのは情報！』

主な情報源はインターネットと自身の

人脈から得る情報だとおっしゃっていました。
マスコミの情報ではないと言っていました。

情報は与えられるものではなく、自らが取りに行くものと。

成功者の話は机上の優等生の話よりも説得力がありました。

現在のマスコミのコロナ報道も

マスコミを支配している人たちによって

世論をミスリードしようとする意図が見えるので注意が必要です。

高齢者住宅新聞の

国際医療福祉大学 高橋泰教授に聞く 新型コロナウイルス

「感染７段階モデル」提唱／暴露は国民の3割、98%はほぼ無症状

この記事は参考になると思います。

少数意見の中に、知見が深く

真に国民にプラスになる提案が隠されていると思います。

・・・

今回の世界金融危機は、1990年の日本の不動産バブル崩壊と違って

世界中の危機です。

コロナ危機も中国で起きたことがあっという間に世界に広がりました。

世界のグローバル化によって危機が世界に広がるようになっています。
欧州債務危機も終わっていません。現在も進行中です。

ドイツ銀行の株価、欧州銀行株価指数（STOXX Banks EUR Price）などを

見ても危機的な状況が続いていることがわかります。

その欧州について基本から復習することも大事なので、
ＥＵの統治機構について簡単に復習したいと思います。

少し前に作った資料を見ているので、

細かい数字は変わっているかもしれません。

EUの統治機構

欧州理事会（European Council）

最高政治機構
EU首脳会議

各EU加盟国の大統領または首相、同理事会議長と
欧州委員会委員長で構成されています。
この下に欧州連合理事会、欧州議会、欧州委員会があります。

欧州連合理事会（立法機関）（European Union Council）

議題ごとに担当閣僚が出席する

欧州議会（European Parliament）
（定数：751名）

5年ごとの直接選挙で選ばれる議員で構成　

欧州市民の利益を代表する

本来は、直接選挙で選ばれる議員で構成されている

議会が力を持っているはずですが
以前は、議論するだけ？の場だったとされています。

最近は昔と違って少し影響力が出てきましたが、

たいしたことはないでしょう。

あれ？おかしいといった感じです。

欧州委員会（European Commission）
（定数：27名）

「EUの政府」　立法準備を行い、EU法の施行と順守を担当する

現在の欧州委員会委員長は、
ドイツのウルズラ・ゲルトルート・フォン・デア・ライエン（女性）

この欧州委員会がEUの統治機構の中で、

もっとも大きな権限を持っています。

それにもかかわらず欧州委員会の委員はEUの人民によって
選挙で選ばれた人ではありません。非常に不透明です。

何度か日記に書いたように、世界は表にでない

権力者によって支配されているので、
その人たちとコネがある人が選ばれているようです。

本当の権力者はずる賢いです。

表に出ると批判されることをわかっているので

陰で世界を支配しています。

世界の権力者については

著名な陰謀論者ユースタス・マリンズの著書

『世界権力構造の秘密』
富と権力の強奪史

上下巻がおもしろいと思います。
ただ、少し私が見ても違っているところはありました。

宋 鴻兵氏が影の支配者を書いた五つ星の本
「通貨危機」「通貨戦争」も名著です。

世界は、広くて深い…

話戻って

欧州中央銀行（European Central Bank）
ユーロ圏の中央銀行

こちらもFRBと同じで、人々の生活に影響するマネーについて
大きな権力をもっているにもかかわらず、

人民によって選挙で選ばれていません。

このようなことを素朴に疑問に思うことも大切かもしれません。

欧州司法裁判所（European Court of Justice）
欧州連合における最高裁判所

欧州対外行動局（European External Action Service）
欧州連合の外交をつかさどる機関

欧州委員会の民主的懸念については
Wikipediaにも記載がありました。

EUの運営を決めている欧州委員会の役員は選挙で

選ぶことができない　欧州委員会の任命方法に民主的関与が

欠如しているという批判が一部でなされている

欧州委員会が執行機関であるにもかかわらず、
その候補は主として加盟国政府が選出しており、
これはつまり市民が直接欧州委員会の

人事を拒否することができないということである

Wikipediaに記載のある通りです。

マスコミの表向きの情報に頼ってばかりでディープな知識がないと、
世界で起きていることはさっぱりわからないので、

知っておいてもよいと思います。
（すべて個人的な考え）

世界経済について学ぶには米国、中国、欧州について

勉強することが必要です。

欧州についてEUの統治機構について、

教科書で書いてあることだけでなく
深く正しく理解しておくことも大切かもしれません。

足元では、欧州復興基金、欧州共同債についても

学ぶことが必要ですが、長くなるので機会があればにします。