新型コロナウイルスの影響でネット通販を使う「巣ごもり消費」が増えたためで、在宅率が高まって再配達の手間が減ったことも利益を押し上げたようです。
売上高は前年比2.7%増の3920億円で、宅配便の取り扱いは同17.1%増えて4億9100万個だったそうです。
2021年3月期通期の業績予想は純利益が前年比47%増の330億円の見込みで、今後もネット通販の需要が続くとみているとのことです。
佐川急便を傘下に持つSGホールディングスも巣ごもり消費の恩恵を受け、2020年4~6月期決算は増収増益で、純利益は前年同期比70.3%増の172億円、売上高は同9.1%増の3176億円だったそうです。
ネット通販が増える一方で、製造業などの工場の稼働率が下がり、企業間の物流は低調なようです。
自動車部品など企業間輸送を多く扱う日本通運は2020年4~6月期の売上高が同9.2%減の4720億円となったそうです。
同じ運輸業でも、コロナがプラスに効いた会社もあれば、マイナスの影響を受けた会社もあるんですね。
9064:2,695円、 9143:3,870円、 9062:5,010円