で、7/30現在の信用取引残高のグラフです。
日経朝刊にあった記事です。
・ネット証券、利益なき繁忙
日米大手、3社減益1社赤字(4~6月) 手数料無料化が打撃
新型コロナによる株価下落と外出自粛で個人の投資意欲は高まったが、手数料の引き下げ競争激化
3社減益1社赤字とあるけど、よく読むと米国の3社が減益、日本のauカブコム証券が赤字。日本の4社は大幅増益です。こんな見出しを書くようじゃ、天下の日経ともあろうものが情けない。
日本の証券会社の純利益(4~6月)はこんな感じ ( )内は前年同期比増減率
SBI証券 91億円 (+47%)
楽天証券 21億円 (+80%)
松井証券 21億円 (+53%)
マネックスグループ 14億円 (+68%)
auカブコム証券 -2億円(赤字転落)
米国3社の減益は手数料無料化の影響で、auカブコム証券も信用取引の手数料を無料にしたのが影響しているとか
ネットニュースに限らないけど、ときどきよく分からなかったり、いかにも誤解しそうな見出しってありますね。上の記事もそう。
自分だったら、「手数料無料化が明暗分けるネット証券」とかの見出しにしたいところだな。