新型コロナウイルスの影響による自転車部品の販売の減少が4月までで収まり、以後は通勤・通学で公共交通機関の代わりに自転車を利用する需要の増加などを見込んでいるようです。
釣りも代表的なアウトドアのレジャーだけに、自転車部品、釣り具の両事業で「3密」回避の需要が取り込めそうです。
ただ、感染拡大が今後深刻化し、外出抑制などの動きが出てくれば、再び販売が落ち込む可能性はあり、自転車レースや釣り大会などのイベントが軒並み中止となっているのも懸念材料のようです。
国内の販売動向をみると、自転車販売のあさひは5月に前年同月比9%減だった既存店売上高が6月には41%増に転じており、「コロナ対策として通勤・通学に電車やバスを避け、自転車を利用する動きがある」(同社)とのことです。
シマノによると、日本で20万円、欧州で1500ユーロ前後の中価格帯の自転車が伸びており、「新たに購入する人も多く、将来は高額商品への買い替えが期待できる」(島野容三社長)とのことです。
私の自転車の一部の部品にシマノ製が使われていたり、シマノの釣り具も持ているので、応援したくなる銘柄の一つです。
7309:21,530円、3333:1,635円