キヤノンが四半期初の最終赤字で33年ぶり減配

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キヤノンが四半期初の最終赤字で33年ぶり減配

キヤノンが28日に発表した2020年4~6月期の連結決算は最終損益が88億円の赤字(前年同期は345億円の黒字)となったそうです。
新型コロナウイルスの流行で事務機などの需要が急減し、四半期の最終赤字は開示を始めた2000年以降で初めてだそうです。
業績悪化を受け、6月末の配当を33年ぶりに減らすとのことです。

6月末の配当は前年同期に比べ40円減の40円とし、期末配当は未定とのことです。
6月末の配当を減らすのは円高不況に見舞われた1987年以来33年ぶりで、安定配当を重視してきましたが、新型コロナの終息時期が見通せず、株主還元に充てていた資金を事業運営や成長投資に割り振るようです。

新型コロナを受けて4月に業績予想を一度取り下げていましたが、同日、2020年12月期の連結純利益が前期比66%減の430億円になりそうだと発表したそうです。

電話会見した田中稔三副社長は「経済活動の回復ペースは限定的と想定しており、通期業績も緩やかな改善にとどまらざるを得ない」と話し、12月末までに150億円規模の構造改革費を計上しサービスや販売要員を整理するなどコスト圧縮にも取り組み、資金の流出を抑えるようです。

4~6月期の売上高は前年同期比26%減の6733億円で、新型コロナで在宅勤務が広がり、事務機や関連サービスが中心のオフィス事業が大きく落ち込んだそうです。
デジタルカメラは販売店が休業、医療機器や半導体向け製造装置も据え付けや営業活動が滞り、全事業で減収となったそうです。

配当はそんなに減らさないと勝手に思っていましたが、前年同期の半額にするということは、よほど厳しいと見込んでいるんでしょうかね。

7751:2,077円
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