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ちょっとマーケットを見てみる

素人のひとりごと日記です。
(すべて個人的な考えです)


先日、株に興味を持っている方と話をすると、
その方のおじいさんから株をすることに大反対されたそうです。


その方のおじいさん(70~80歳くらいか?)の話では


株は絶対やめときなさい。

自分のまわりで株をやったひとはみんな損している。
なかには家をなくした人もいる。いい話はひとつも聞かない。

やめときなさい


といった話だったらしい。


日本のご年配の投資家で、本格的に株式の売買をされた人は、

損している人が多く,イメージは良くないようです。


ご年配の投資家の主な情報源はマスコミ、専門家、学者の意見です。
マスコミは、ミスリードが多いうえ、多数意見を形成するので、
その情報に従って投資をすると多数意見になります。


投資では、正しい少数意見が勝ちます。


マスコミが報道するのは、なにもかも終わってから

間違った解説付きで報道するので
投資家がマスコミの情報を参考に投資をすると損します。


「マスコミが優れているのは、話術だけ」

「朝から晩まで悪いニュースを探している人たちの言っていることを

どうして信用するのですか」(大手証券会社の方から聞いた話)


・・・


ここはみんかぶなので、ひさしぶりにマーケットを見てみます。


マーケット分析には、ファンダメンタルズ分析、チャート分析、
テクニカル分析、サイクル分析などが重要だと言われていますが、
個人的には需給も重視しています。


投資で成功する方法はあまりわかりませんが、

損しない方法は少しだけわかります。


メンタル面を鍛えたうえ、できるだけたくさんの情報を調べたうえで
エントリーすべきだと思います。(当然、資金管理が必要です)


自分の考えと反対の情報があれば、

より慎重に対応すべきかもしれません。


投資は学べば学ぶほど慎重になります。


・・・


足元のマーケットについて


あまり時間がありませんが、簡単に見てみます。


ファンダメンタルズから見ると、株を買う理由は全くありません。


日米欧の中央銀行がお金をばらまいているので、

難しい金融相場になっています。


株をちょっと勉強し、空売りを覚えた個人投資家の中には、
これだけ実体経済が悪いので、株は下がるに決まっていると考え、
売りで儲けようと空売りを入れたりしている人もいるかもしれません。


その結果、しっかり踏みあげられて

真っ青になっている個人投資家もいるでしょう。


投資の世界はそれほど甘くはありません。


ファンダメンタルズで株価は決まりません。


ただ、行き着くところはファンダメンタルズなので、

いずれ株価は下落します。いつ下落するかわからないだけです。


残念ながら、現在のマーケットは、

安心して長期投資できる状況ではありません。
長期投資家はチャンスを待つのみです。


みんかぶの予想のソフトバンク欄の今年3月17日に

金(ゴールド)買いのコメント欄に次のように書きました。


『ソフトバンクとは関係ありませんが、足元、金(ゴールド)の価格が下落しています。時間がなくて詳しく見ることはできませんが、資金繰りに困った投機家などが売却していると思います。または、ずるがしこいユダヤ系のヘッジファンドが金先物取引をしている人たちの証拠金切れを狙って売り崩しているかもしれません。いずれにせよ金を買いそびれた人にとっては、ここから下落したところは少し買ってもよいと思います。もし、リーマンショックの時のように大暴落すれば、たくさん買ってもよいと思います。スポット購入でよいでしょう。』


今のところ、3月17日が今年の金の最安値だったので、

当たっていると思います。


3月17日までチャンスを待っていた訳です。


金については、今年再び調整するときがあると思います。
そのときにはまた追加購入したいと考えています。


ソフトバンクの株価予想は外れていますが、これは想定の範囲内です。


ソフトバンクについては長期戦で予想投稿しました。

世界の投資環境と財務内容が悪すぎるので、
いずれそれは株価に反映されると考えています。


短期では踏みあげられるのでマイナスになると思っていました。



チャート分析、テクニカル分析、サイクル分析については、

少しは書けますが、事情があり現在ネット証券の口座がないので、

詳細を分析できません。


また、みんかぶには深いチャート分析が

できる方もいらっしゃると思うので、わたしの出番はありません。


そこで、私の方では3つだけ需給の分析をしてみます。


➀CNNのFear&Greed Index


投資家が強気になると、この数字は高くなります。


7月2日 ちょうどNeutralの50です。


買いも売りもどちらでもない感じです。


これ結構当たります(当たらないときもあります)


この数字が高いときは、高値警報が出ていると考え、

注意すべきかもしれません。


われこそはプロと自信があり、ヘッジファンドの
トレンドフォロープログラムを熟知している人は別です


②個人投資家に人気の日経ダブルインバース、
日経レバレッジも信用取り組み


1357 日経ダブルインバースの直近(6月26日)の信用倍率は41.54倍


売りが大人気です。多数意見になると注意が必要でしょう。
大物ヘッジファンドの標的になるかもしれません。


1570 日経レバレッジの同じく直近(6月26日)の信用倍率は1.23倍


買いはあまり人気がありません。


6月26日のデータなので少し数字が変わっていると思いますが、

売りが大人気です。


この数字から株価が先週も下落しなかったひとつの理由になるでしょう。


以前書いた大手投資銀行のリサーチ部に勤めていた人から聞いた話


「個人投資家はカモよ!」
「カモにならないように勉強しなきゃだめなのよ」


マーケットを支配しているユダヤ資本は、
カモの個人投資家が儲かるようなことはなかなかしてくれません。


③アメリカ株で取引の多いE-MINI S&P 500の需給


これも結構当たります。

直近のデータでは、買い比率 約60%


個人投資家と同じく、

カモになる機関投資家のポジションをチェックします。


金の売買でも同じですが、

機関投資家は下手の見本のような投資をしています。


本当のプロのファンドマネジャーのいない
日本の機関投資家の代表GPIFもこれから運用で失敗するでしょう。
将来はっきりとわかるときがきます。


E-MINI S&P 500の機関投資家のポジションを見ると
今年2月後半もっとも強気で買い比率が75%以上でした。


その後、アメリカ株は暴落することになります。


機関投資家は、しっかり損しています。

人のお金だからでしょうか?


その後、機関投資家が弱気に傾いてから、

アメリカ株はなかなか下がりません。


3月中旬くらいに買い比率50%台になってから

アメリカ株は急上昇しています。


その後も売りポジションが40%あるわけですから、
なかなか株価は下がらない状況が続いています。


膨大な空売りがアメリカ株を下支えしています。


機関投資家が強気になってくると注意が必要です。



最後にファンダメンタルズについて、

気になることをひとつだけ書きます。


日経新聞にも記載されていたと思いますが、

日米欧の雇用支援制度が、近夏から相次いで期限切れになります。


打ち切りか延長か、各国は難しい決断を迫られています。
その中でも気になるの米国の失業保険です。


みんかぶFXニュースによると


セントルイス連銀のブラード総裁は、

今回の新型コロナウイルスの感染を
受けた外出禁止やビジネスの停止などを受けて、
最大4600万人の職が失われる可能性を示した。


とあります。


労働人口の4人に1人が失業している計算になります。
それでもアメリカの消費が急速に悪化しないのは、

大盤振る舞いの失業給付です。


新型コロナウイルスで世界恐慌以来の雇用危機に陥った米国で、
失業保険が過去に例のない「大盤振る舞い」となっている。

従来の支払額に毎週600ドル(約6万5千円)が一律に加算され、
平均的な働き手は就業時よりも収入が増えることになった。
ただ、手厚い補償が「経済再開」の足かせになりかねないとの

心配も出ている。(朝日新聞デジタル)


失業保険上乗せ金(Pandemic Unemployment Assistance)について


⇒州の失業保険とは別に連邦政府が支給する。
毎週600ドルで最高4か月まで。

フリーランスや個人請負業者なども対象となる。
申請手続きは不要で、失業保険給付に自動的に加算される。



失業して、給与をもらっていたときより

たくさんの給付をもらっている失業者もいます。
トランプ政権のメチャメチャな給付支援です。


アメリカは大統領選挙前で、大規模な政策を打ちづらくなっています。
仮にこのまま支援が打ち切られるとファンダメンタルズから見れば、
黄色信号から赤信号になります。


3月末から新規失業保険申請件数が増えているので、
7~8月くらいから失業給付の上乗せ金もなくなっていきます。


失業給付が切れる秋以降ファンダメンタルズが
急速に悪化する恐れがあるので、要注意ですね。


希望しませんが、世界大恐慌になることも

想定の範囲内にしたいと思います。


株価がそれを先取りして乱高下する可能性があります。


どうなるでしょうか?


長期投資家の株の買い出動は少なくとも今ではありません。
この後、短期では株価が上昇することもあると思いますが、

気にしません。


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