伊藤忠商事が役員のみ出席の株主総会の開催を大企業で初めて表明

[TAROSSAさん]

伊藤忠商事は、６月19日に開く定時株主総会について、株主が来場せず、役員のみの出席で開催する方針を決めたそうです。

密集による新型コロナウイルス感染拡大を防ぐことが目的ですが、上場する大企業でこうした取り組みを表明したのは初のケースのようです。

同社によると、経済産業省の指針や、経団連の新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインで、事前の議決権行使を促すことなどで、「来場者のない形での株主総会開催も検討する」とあることを受けた措置とのことです。

取締役会で、総会の規模を縮小するために、役員のみの出席での開催を決め、総会招集通知には、「株主の皆様にご来場いただくことないよう」と要請したそうです。

株主に対し、株主総会に出席しなくても、経営状況などが十分理解し、事前の議決権行使が可能になるように業績レビューなどをまとめた小冊子を送付し、事前の議決権行使を求めるそうです。

昨年の株主総会は大阪市内のホテルで開催し、約2700人の株主が出席しましたが、今年は大阪本社での開催とするそうです。

追随する企業がでてきそうですね。

でも、株主に株主総会に来るなとは、なかなか言えないですよね。

8001：2,180円