ゲーム大手のカプコンが発表した2020年3月期決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年比25.8%増の228億円と過去最高だったそうです。
売上高が815億円と同18.4%減った一方、利益率の高いゲームソフトのダウンロード販売が増えたためとのことです。
ダウンロード版は店頭などで売るパッケージ版よりも価格は安いですが、データのやりとりだけで済む分、利益率が高いそうです。
人気シリーズ「モンスターハンター」の新作など、主な販売をダウンロード版に転換したことが功を奏し、純利益も同27.1%増の159億円で過去最高となったそうです。
同業大手の任天堂は新型コロナウイルスの影響による「巣ごもり需要」を追い風に好業績をあげたが、カプコンは自社ソフトの販売本数は前年並みで、巣ごもり消費は「それほど大きくなかったと考えている」（野村専務）とのことです。
てっきり「巣ごもり需要」があったのかと思っていましたが、そうではないんですね。あったとしてもおそらく３月の１カ月分だけでしょうから、あまり影響はなかったのかもしれませんね。
ただ、今期は年度当初から効いてくるでしょうから、プラス面の影響がでてくるかもしれませんね。
9697：3,385円
