元祖SHINSHINさんのブログ
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懲りずにTV通販 クッキングプロ
大御所が他界して遺品整理をしているとき、もう二度と使わないと思われる大鍋をいくつか捨てた。その中に、圧力釜や蒸し器もあった。フライパンで地獄蒸しにすれば、蒸し料理も可能だと知ったのもある。しかしそのようにしても、使う器具などが多くなり、洗うのが面倒くさい。
表題の圧力釜は、1台8役というなかなかの優れものだという。
早速、茶碗蒸しと粒あんを調理してみた。
茶碗蒸しは、添付レシピにあったとおりの調理法で、粒あんは、添付レシピと小田真規子の書籍、買ってあった小豆の袋の裏に書いてあったレシピなど勘案・折衷して調理してみた。
茶碗蒸しでは、かつて小田真規子の書籍をみて失敗したことがあったが、それは器の厚さや大きさが異なるためであった。そのときにはまだ存在していた蒸し器を使用した。
今回も、そのとき使った厚手の器で試してみたのだが、さすがに圧力がかかっているので火の通りがよく、あっさりと茶碗蒸しは蒸し上がっていた。実質の蒸し時間はたったの2分。
ただし、蒸す準備期間として10分、蒸したあとに圧力をゆっくりと逃がす時間が10分などと余計な時間がかかる。この点をクッキングプロの宣伝では一切語らないので、少々詐欺っぽい販売の仕方と言われてもやむを得ないだろう。しかしながら、最後の脱圧力操作の部分は、マニュアルで圧力を抜く方法があるのでそれを利用すれば時短になる。この部分は普通の圧力釜も同じだろう。
粒あんでは、昨年9月で期限切れの小豆があったので、作ろうと思った。
しかし、糖質制限しないと太るため、砂糖はその2/3をラカンカSにする、砂糖の総量をレシピの1/2にしてみるなど工夫した。
古い小豆だとアクが出るため、下ゆでするべきと小豆の裏に書いてあったのでそうした。そのあとでクッキングプロに小豆300gを投入し、水600mlとともに10分間、圧力調理した。その後、フレーバーストーンダイヤモンドというフライパンに茹であがった小豆を水を漉し捨てて投入し、弱中火にかけながら砂糖を少しずつ加えて混ぜていく。混ぜている内に小豆が崩れて、だんだんと粒あんになっていく。
面倒なので、通常想定されるよりかなり小豆の形が残っている状態にしたのだが、甘さはオイラには丁度イイ感じで気に入った。粒あんができるまでトータルで1時間くらい。小田真規子の書籍で圧力鍋なしだと3時間以上かかる行程。しかも前日に、小豆を水につけて一晩おくとある。小豆の袋の裏側には、水につけるのは「ゆでむら」の元と注意されていたし、圧力鍋なのだからこのつけ置き作業を省いた。
因みに、フレーバーストーンを洗うとき、それまでの金属フライパンと違いあっという間に汚れが落ちるのは言うまでもない。
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洗い物も少なくなるし、調理時間も短縮でき、必要な調理器具も減らすことができる。リアル店舗でも、この手の調理器具はバカ売れだとTV東京でいっていた。
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