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パンデミックを予言したカッサンドラー

素人のひとりごと日記です。


2011年3月11日に東日本大震災が発生し、原発事故もあったことは
記憶に新しいところです。


マスコミたちは今もそうですが、何もかも終わってから

騒ぎ出すので手遅れでした。


この原発事故を前もって警鐘していた本がありました。


緊急対策マニュアル
「原発事故―その時あなたはどうするか!?」

日本科学者会議福岡支部核問題研究委員会編 合同出版 :70ページ

1898年6月30日 発行


後出しジャンケンの解説ではなく、前もって警鐘していた

本の内容のほうがよほど参考になります。


今回のコロナ危機は、どうでしょうか?


パンデミックを予言したカッサンドラーとして

有名なところではビルゲイツ氏です。
(本当に天才だと思います)


2015年


ご存じの方も多いと思いますが、念のため


TED(大規模な世界的講演会)の講演での

ビルゲイツ氏のスピーチの内容です。

 

現代の人類最大の敵は核ではなく、ウイルスであり、

現代社会は核に対する準備に労力を費やしているが、

この新しい脅威に対しては、全く準備が出来ていない


もし、一千万人以上の人々が死に至るような大災害が

今後十数年のうちに起きるとすれば、それは戦争のようなものではなく、

感染力の高いウイルスのようなものである可能性が高い


「見えない敵の脅威」に備え、次のような対策を施すべき


1.貧しい国に、適切な病院・健康保証システムが備えられること
2.医療従事者の待機部隊が存在すること
3.医療従事者が軍隊と連携し、軍隊の機動性を活かせること
4.ワクチンや診断分野での研究開発


人類は(2015年時点)「見えない敵」に対する準備は不十分だが、
今から準備すれば間に合うはずだと警鐘を鳴らした


スピーチでこのような話をされていました。


残念ながら、この警鐘は日本ではほとんど無視されたようです...


企業だと、富士フイルムでしょうか。


2008年2月13日


富士フイルム 富山化学買収


開発コードT-705(アビガン)を開発した富山化学を買収した
富士フイルムもパンデミックを想定していたと思います。 


{現在の富士フイルム富山化学株式会社のT-817MA(アルツハイマー型認知症治療薬)も期待の新薬です}


正しいことを言っていた人、パンデミックを想定して行動していた

企業は少数派でした。


わたしの考えですが、多数派のマスコミと同じようなことしか

言わない投資家で優秀な投資家はいないと思っています。

(個人的な考え)


投資で何億と儲けている人を知っていますが、
マスコミで報道される話の内容と全く違う話をしています…


ビルゲイツ氏の警鐘が生かされなかったことは残念ですが、

当時のビルゲイツ氏の講演内容を理解して行動に移した経営者などは

今回の危機に対応できたでしょう。


投資家も同じですが、多くのことを想定し、
それに対して備えることができる投資家になりたいものです。


想定できることは起きる、なぜならば、想定できないことも起きるから


まだまだ書きたいことはありますが、長くなるのでここでおわります。


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