日本の自動車メーカーが海外で人工呼吸器やマスクなどの生産に乗り出しているようです。
新型コロナウイルス感染拡大による供給不足に対応するためで、米国でのトヨタ自動車に続き、スズキもインドの現地子会社マルチスズキが現地メーカーのAgVa Healthcare社と組み、月１万台のペースで人工呼吸器の共同生産を目指すそうです。
インド政府の要請を受け、マルチスズキは３月２８日、人工呼吸器を生産すると発表したそうです。
また、現地パートナーとの合弁会社を通じて３層構造マスクも製造し、インド政府と同社の四輪と二輪の工場がある北部ハリヤナ州に供給するそうです。
さらに防護服も別の現地メーカーとの合弁会社で生産するそうです。
政府などの承認が下り次第、生産を始めるとのことです。
スズキのインド工場は、モディ首相が３月下旬に新型コロナ対策で全土封鎖を発令したことを受け、４月14日まですべて一時停止しており、再開時期は当局の方針に従うそうです。
世界的な品不足が続く人工呼吸器は、これまでに生産経験のない自動車、電機などのメーカーが各国で生産に着手しており、感染者数が世界最多となった米国では自動車メーカー大手による生産が急ピッチで進んでいるそうです。
トヨタ自動車も３月27日、米国で医療機関向けフェースガードの生産と人工呼吸器メーカーの増産を支援すると発表しており、フェイスガードは米国工場の３Ｄプリンターを活用して、４月初旬から生産を開始し、テキサス州やインディアナ州、ケンタッキー州などの病院に供給するそうです。
人工呼吸器メーカーと連携して部品供給や物流も支援するそうです。
アメリカではかなり人工呼吸器が不足しているようですね。
日本でも東京が今の調子で感染者が増えていったら、人工呼吸器が不足することになってしまうんでしょうかね。
7203：6,331円、 7269：2,534.5円
