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NYダウが900ドル以上下げても、実質的には126円安

先週金曜日の米国株式相場は大きく反落した(DJIA -915.39@21,636.78, NASDAQ -295.16 @7,502.38)。ドル円為替レートは107円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が492に対して、下落銘柄数は1,620となった。騰落レシオは68.28%。東証1部の売場代金は3兆1480億円。

TOPIX -24 @1,436
日経平均 -304円 @19,085円

米国株が大幅反落し、3月末の配当権利落ち(日経平均で178円)、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていて経済の停滞が当初想定以上に長引く懸念が高まり、さらに円高も加わり、本日の日本株全般は下げた。日経平均の下げ幅は一時800円を超えた。しかし、日銀によるETF買い観測や年金などによる現物株の配当再投資に絡む先物買いにより大引けに向けて下げ幅を縮小した。ただ、目先の見通しは明るくはない。トランプ米大統領は米国の行動制限の解除を4月12日から4月末まで延長することを決めたからである。新型コロナウイルスの感染拡大の封じ込めはまだ上手く行っていないのだ。

日経平均の日足チャートを見ると、前日比で下げはしたものの、下ひげを引いた陽線で終えたところに秘めた力強さを感じさせる。304円安で配当権利落ちが178円だから、NYダウが900ドル以上下げたのに実質的には126円安という計算になる。日本株は打たれ強くなったとも言える。しかし、万が一、突然の「緊急事態宣言」や、「東京都封鎖」などのニュースが飛び込んできたら、しばらく相場は大崩れとなることは覚悟しておく。

33業種中27業種が下げた。下落率トップ5は、空運(1位)、銀行(2位)、保険(3位)、石油・石炭(4位)、機械(5位)となった。

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