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どのくらい連敗するものなのか

2020.03.27


連敗したら取引回数や、投入資金を減らせといわれる。そこはわかる。だが、そもそもどのくらい連敗するものなのか? 目安自体がわからない場合だってあるだろう。

 そんなアナタのために。
 ずばり。勝率50%で、想定5連敗だ。

勝率と連敗数を表にしてみた。

出現率95%、連敗は95%の確率で「想定連敗数内に収まる」


<勝率と連敗数>
  勝率 想定連敗数 平均連敗数 最大連敗数

 70%   3     1.42      9

 60   4     1.67     12

 50   5     0      12

 40   6     2.49     15

 30   9     3.44     22  (単位:回)

※勝率5割の連敗平均回数が0回なのは、勝率5割で連敗をマイナス

 にしているから平均を取ると0になるから。


 

あっちは、ノートに手書きで電卓をたたくという、超アナログな方法で検証をかけまくって、自分仕様の勝率、連敗数等の数字を出したが、時間がかかる。

 連敗があたりまえの手法もあれば、連敗が少ない手法もある。他の人が検証したら勝率50%なのに、あっちがやったら40%だったみたいなものもあった。
 そういう自分仕様の初期の数字を「3年4年かけて」出した。

3年も4年もかかるのだ。マジで、手間暇時間の三拍子がそろってかかる。


そんなんやってられっかという人のために、統計学を使ってショートカットするという手がある。約95%の確率で上記の数字に収まる。


 さて、どう使うかだ。

例えば、あっちの師匠は、24敗で十分勝てると言う。ということは、師匠がメインで教える手法は、低勝率高勝巾狙いで、勝率は33%~40%を想定すればいい。上表から想定連敗数は69回辺りを考えて資金配分を考えればいいということだ。

 例えば、本屋の書棚に並んでいた日本人作家から、秋津学氏や相場師朗氏の本には、目標勝率75%越えとあった。ということは、高勝率狙いで、彼らの手法の勝率は6070が想定でき、想定連敗数は34回。ってなる。


株本を立ち読みしまくると、日本人欧米人にかかわらず、低勝率高勝巾狙いの手法なら勝率40%プラスマイナス。高勝率狙いの手法なら勝率65%プラスあたりを考えて書いてある。特に高勝率狙いのトレーダーは、高勝率狙ってますって書いてあるからよくわかる。


検証ソフトを使って、勝率を出し、上記の表に対応させる。

この手法の勝率は○%くらいと書いてあれば、上記の表に対応させる。


 自分が使う手法の、だいたいの勝率を掴んで、想定連敗数を出して、その連敗数をこえてくるようだと、対策を考える。
 だって、95%は想定連敗数内に収まるのに収まらないっていうのは、残り5%に入っちゃっているってことで、最大連敗数までいっちゃったっておかしくない異常事態に入ってるってことだ。
 対応策とは、基本的には、トレード回数を、投入金額を、減らすだ。

そして、自分のトレードのサンプル数が増えてきたら、今度は自分仕様のルールを足していく。

 例えば、あっちの目と手の癖でトレードした場合、トレンドフォロー系で3連敗したらその手法が今の相場には合わない(ことがほとんどだ)から、その手法を止める。みたいなルールだ。この手の数字は自分仕様だから、計算式では出せない。

 どれくらいの連敗があるか、掴んでいないと、底なし沼に引き込まれるような恐怖があると、経験者は語る。その経験者があっちだ。
 ほんっま怖かったですわ!
 


☆☆連敗想定数は、「95パーセント予言的中区間」の考え方と
  計算式を使っています。
  がっつり理解したい人や、もっと細かい勝率に対応させた連敗数
  を出したい人は↓をお勧めします。計算式も、載ってます
 「完全独習統計学入門」小島寛之著
  

 



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