日銀総裁が保有中のETFが株価下落で現時点で含み損2〜3兆円

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日銀総裁が保有中のETFが株価下落で現時点で含み損2〜3兆円

日本銀行の黒田東彦総裁は18日の参議院財政金融委員会で、日銀が保有する上場投資信託(ETF)について、「現時点での日経平均株価を基に試算すると、含み損は2兆〜3兆円になる」と述べたそうです。
これまでは日経平均が1万9500円の水準を下回ると、ETFの時価が取得価格を割り込んで「含み損」が発生するとの試算を示していましたが、すでに足元では新型コロナウイルスの感染拡大で、日経平均は1万7千円を割り込む水準まで下落しており、含み損の状態のようです。

日銀は16日の金融政策決定会合で決めた追加緩和策で、ETFの購入ペースを当面は、従来の「年6兆円」から12兆円へ倍増するとの方針を示し、17日には過去最大の約1200億円を購入しましたが、18日は実施を見送ったそうです。
黒田総裁は「国内株式市場の変動は欧米市場よりも抑制されており、一定の効果を発揮している」とも述べたそうです。

ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏による試算では、日経平均が1万6千円に下落すると含み損は約4兆6千億円、1万5千円だと約6兆2千億円にのぼるとのことです。
含み損が膨らめば日銀は決算で引当金の計上を迫られ、国に納める剰余金が減り、さらに株価の下落が進めば、赤字決算に陥る可能性があり、政府からの資本注入も必要になる場合も想定されているようです。

日銀にとっても日経平均株価は上がってもらいたいということなんでしょうね。

8301:25,600円
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