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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
2月3日 月曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、233円安の22971円で取引終了。
前週末の米国株大幅安でチャイナショックに対する警戒感が高まり、寄り付きから間もなく430円安。その後は上下しながらも下げ幅を縮小させて、223円安で前引け。後場はほとんど動かないまま233円安で取引終了。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆5654億円、出来高は13億5797万株。
値上がり銘柄数は437、値下がり銘柄数は1658、変わらずは64銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
電気・ガスのみ上昇
下落率の高い順
海運、証券・商品先物、非鉄金属、その他金融、空運
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は41、値下がり銘柄数は179、変わらずは5銘柄でした。
上昇率の高い順
味の素 6.09%高、エーザイ 4.21%高、ヤマトHD 4.17%高、東ソー 3.69%高、あおぞら銀行 3.31%高
下落率の高い順
ユニチカ 10.93%安、三越伊勢丹HD 6.85%安、豊田通商 6.00%安、日本板硝子 5.15%安、住友化学 5.08%安
〇米国株の大幅安は大きな売り材料
ダウ平均は2.09%安(603ドル安)、ナスダックは1.59%安、S&P500指数は1.77%安。大幅安は日本株への大きな売り材料。
〇欧州株の大幅安も大きな売り材料
ドイツ(DAX)1.33%安、フランス(CAC)1.11%安、イギリス(FTSE)1.30%安。こちらも大きな売り材料。
〇円高
1ドル108円前半まで円高進行。急激な円高も大きな売り材料。
その後、株価の戻りで108円半ばまで戻しています。
〇チャイナショックへの備え
米国株の項で書いています通り、春節明けとなる3日(月)の中国株は暴落が予想されました
----- 米国株の項で書いている内容です -----
中国市場が休場中、ウイルス拡大で隣国の日本株が大きく下落。その後、欧米が大幅安になる負の連鎖も起こりましたが、日本株は23000円付近で下げ止まり、米国株は前日まで戻り基調だったので、「中国株の暴落はある程度織込み済み」とも言える状況でした。しかし、週末は取引開始直後から右肩下がりになって603ドル安と再び大幅安。
----- ここまで -----
週末の米国株大幅安を見てから書く結果論となりますが、中国株の暴落を警戒した先回り売りが出続けた印象です。そうなると、米国株は「中国株の暴落は更に織込んだ」とも言えますが、日本株は週末に227円高となっているだけに、「更に織込んだ」状況とは言えません。逆に、米国株が大幅安になったことで週末の反発分が見切り売りと失望売りへ一転し、下げに拍車をかけるのではないかと考えていました。
〇中国株が大幅安でも日本株は下げ幅縮小
予想通り、上海総合は8%を超える暴落でスタート。その後、少し下げ幅を縮小させるも上値追いは限定的。
日本株は、警戒感から400円を超える下げ幅となりますが、前場は223円安まで下げ幅縮小。中国株は安値揉み合いが続くも、後場は売り込まれることなく、ほとんど動かないまま233円安で取引終了。この展開を見てから書く結果論になりますが、本日のところは「これまでの下落で、中国株の下落は少し織込んでいた」と言えそうです。
〇上出来
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