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自律反発狙いの買いが優勢

昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +187.05 @28,722.85, NASDAQ +130.37 @9,269.68)。ドル円為替レートは109円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,094に対して、下落銘柄数は967となった。騰落レシオは81.90%。東証1部の売買代金は1兆9685億円。

TOPIX +8 @1,700
日経平均 +164円 @23,379円

米国株式相場が反発したことを受けて、日経平均も反発した。「米ホワイトハウスが中国と米国を結ぶ航空便の運航停止を見送ることを決めた」と報じられると日本株の上昇に弾みが付き、日経平均は一時170円超上げた。日経平均は今週に入って600円以上下げていたので自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、香港ハンセン指数も下げ渋ったことが日本株を下支えした。

日経平均の日足チャートを見ると、ギャップアップして始まり、下ひげを引いた陽線で終えた。ダブルトップのネックラインで踏みとどまり反発し始めた形である。23,600円辺りが当面の上値抵抗線であり、もしここで跳ね返されるとまたネックラインの攻防戦となりそうである。

33業種すべてが上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、鉱業(2位)、証券(3位)、ゴム製品(4位)、化学(5位)となった。

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